14 11月

府中市でも水道水の安全性を求めるために、住民の血液検査を・・市民団体が横田基地周辺の住民を対象に血液検査の実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(11月13日)の東京新聞朝刊に、横田基地周辺の5市(国分寺、小平、小金井、武蔵野、西東京)の住民を対象に、住民の血液検査を国分寺市のクリニックで検査を開始すると報じています。

★府中市では武蔵台の井戸水からも高濃度のPFASが検出されていた

この記事では「多摩地域の水道水に使われていた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたことをうけ、地元の市民団体が23日から、地域住民数百人を対象に大規模な血液検査に乗り出す」と報じています。記事では「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」が京都大学の原田浩二准教授に依頼するとしています。「横田基地が疑われるのは、英国人ジャーナリストが2018年、基地内の泡消火剤3000リットル以上が10~17年に土壌に漏出したと報じたからだ」とあり、「これを受けて東京都が基地周辺の井戸を調査し、高濃度のPFASを検出、府中武蔵台、国立中、東恋ヶ窪の一部井戸水から取水が停止された」としています。

★府中市議会でも国に対して、積極的調査を実施するよう意見書が可決

こうした事態があったにもかかわらず、日米地域協定がネックとなり、米軍基地内に立ち入り検査ができないことなどを理由に、国も積極的に動く姿勢がないことから、市民団体が独自に住民の血液検査で、水の安全性について調査することになったとしています。これは市民の健康、命に関わる重大な問題ですあり、府中市の井戸水からも高濃度のPFASが検出されているという事態をうけ、市議会でも複数の議員さんも取り上げ、また府中市議会では全議員一致で国に対する意見書も決議がされています。私も市に申し入れをしたこともありますが、今回の市民団体の調査結果をうけて、さらに議会も行政も住民の命と健康を守るために、乗り出すべき時にきています。

※参考ブログ⇒ 府中武蔵台浄水所から基準値を超えた有害物資検出・・府中市の住民から有害物資の血中濃度平均値が全国平均の2倍に – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

 府中市議会で「水道水源井戸の有機フッ素化合物汚染の原因究明と汚染除去を求める意見書」が全会派一致で可決 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

 府中市の武蔵台浄水所の水質汚染問題で市と協議しました・・市は主体的に東京都と国へ市民の健康守るための行動を – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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