14 10月

府中市の小中学校でも読み書き障害の子どものためにも、デジタル教科書の推進を(保護者の方からの要望より)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。将来的にデジタル教科書を推進する文部行政の流れもあり、複数の保護者の方からご要望をいただいております。そこで以下寄せられたお声を紹介させていただきます。

★教科書を撮影してipadに取り込み、拡大して編集

わが家には読み書き障害のこどもがいるため、教科書を撮影してipadに取り込み、拡大して編集し、ノートに貼り付けています。読み書き障害のひとつに、計算問題を書き写すことに通常の人の何倍も時間がかかり、計算問題を書き写す前にひどく疲れしてまうので、計算までたどり着くことができない問題があります。

そのため、計算ドリルもマス目付きのものに学校で変更をしてもらいました。ipadう使いまでは、全て親が手書きでノートに計算問題を移していました。数種類のアプリを問題ごとに使用して加工し、ノートテイクを工夫して学んでいます。この作業は一見楽そうに感じますが、私達読み書き障害のない人が計算問題を、ノートに「書く」ことより何倍もの時間がかかります。ドリル1ページノートに書き写すのに2,3時間かかりとても大変です。タイピングするほうが読み書き障害のある子どもたちにとっては楽なのです。

★デジタル教科書になって教科書の文字が拡大できれば読みやすい

デジタル教科書になって教科書の文字が拡大できれば読みやすいですし、文字入力機能を使用して、タイピングして教科書に書き込むことも可能です。そうすれば、大幅な時間短縮が見込めます。また、不登校もあるので、学んだところも、デジタル教科書で、オンライン上で先生が進んだところまでチェックしてくれると思います。いまは、ipadから学んだところ全てを印刷して学校に提出しています。撮影して、問題を書くところまでは親の作業としてipadで行っていますが、果てしない作業です。以前は全て手で書いておりました。

★真の合理的配慮のためにもデジタル教科書に統一し、親子の学びの時間の保障を

決められたマス目のノートでは、計算しにくい子どももいます。デジタルになったことで、好きなサイズに工夫して対応しています。府中市でもデジタル教科書に統一してくだされば、親子の学びの時間と手間、提出の時間短縮につながり、親の負担が何時間も減るのでたいへんありがたいです。この、状況を是非わかってほしいと思います。教育委員会では推奨している学びの方法ではないと言われました。読み書き障害そのものをよくご理解いただきたいとおもいます。障害者差別解消法と、みんなと同じに学ぶことができる唯一の方法であり、これが合理的配慮です。

そのような学び方でないと、学べない子どもがいることも是非知ってもらいたいです。デジタル教科書があれば、文字を拡大することができるほか、読み上げ機能を使用して教科書を読むことができると思います。読み書き障害が早期に発見できるような仕組みも市で取り組んでほしいと思います。よろしくお願いいたします。(保護者の方の声より)

※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで

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