府中市でも学校給食費を保護者負担ゼロにしてほしい・・葛飾区が学校給食費を無償化実施へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。都内の葛飾区では、23年春から区立小中学校の全74校で、学校給食費の全額を区が負担すると発表しました。これにより、保護者の負担はゼロになります。この施策は東京23区では初めてです。ニュース報道によると、葛飾区では対象が小学生が約2万人、中学生約9千人で計約2万9千人となり、年間費用は総額約17億円で、来年度一般会計に計上する予定とのことです。
★葛飾区では10億円の負担増 基金取り崩しなどで捻出へ
ニュース報道によると、給食の年間費用のうち、区はすでに7億円を補助しており、完全無償化による追加負担は約10億円になり、行財政改革や、区の貯金である財政調整基金の取り崩しなどで捻出するとのことです。報道のなかで同区の青木区長は、「子育て支援は葛飾区の最重要課題。給食費だけでなく、子どもの生活全般に対する支援は、丁寧に説明していくことで議会にも区民にも十分ご理解いただけると思う」と述べたそうです。
今回の葛飾区の施策は大変重要なものです。今後子育て世帯をどれだけ流入させるかをめぐり、都市部の自治体では「競争」になります。それだけにこの区長の決断は歓迎すべきものです。
府中市も来年春から18歳までの高校生の医療費無料化を実施しますが、葛飾区のように学校給食費無償化についても、ぜひ決断すべきではないでしょうか。子育てに優しい街、府中市を今後も求めたいと思います。
※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。
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