02 9月

府中市の小中学校でも理不尽な学校校則の見直しを・・文科省が生徒指導の手引きを12年ぶり改訂へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝日新聞の報道によると、文科省は小中高での生徒指導に関する教職員向けの手引き「生徒指導提要」の改訂案をまとめたと報じています。

記事では「近年、校則が理不尽だとする議論が各地で起きたことをふまえ、外部の目による評価が必要としてHPでの校則の公開を促す項目を追加」とし、「いじめや発達障害、性的少数者の子どもに対する対応策も盛り込んだ」とあります。この生徒提要には、「いじめ、不登校、中退、飲酒、喫煙などに対する指導方法が示されている」とし、「法的拘束力はないものの、生徒指導の参考にするための手引きとして活用」されているものです。

★発達障碍児、性的少数者の児童生徒への配慮など明記

記事では「発達障害の児童生徒に対する特別支援コーディネーターの体制、性的少数者の児童生徒に関する教員の理解などを組織的に深める」とあり、いじめへの対応では「学校だけで抱え込まず地域の力を借りる」との指導もあるそうです。

★校則について児童生徒、保護者からの意見を聞く機会を

また今回の提要改訂では、校則の見直しに関して①子どもや保護者からも意見を聞き、議論の機会が必要」という文言が入ったことや、②校則を学校のHPなどで公開するよう促されたこと、③校則の意義を適切に説明できない校則の見直しを求めることが、現場の児童生徒に歓迎されているとしています。

近年では「ブラック校則」という呼び名もあるなど、子どもたちを委縮させるような校則も社会問題視されており、たびたび国会や地方議会でも取り上げる政党、議員もいただけに、今回の文科省による指導提要の改訂は、こうした世論も強く反映したものと思われます。

※府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。

  • アドレス   yuki4551@ozzio.jp  まで
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