08 12月

キッシンジャー博士が中国訪問・・トランプ大統領誕生と新しい「世界秩序」

今日は午前中、市議会総務委員会出席、夕方に宣伝を予定。さて先日、久しくその名を聞いていなかった、アメリカの元国務長官、ヘンリーキッシンジャー氏が中国を訪問、習近平主席と会談するというニュースが流れました。3日付のNHKニュースによれば、「国営中国中央テレビによると、習氏は『中米間は違いより共通の利益がはるかに大きい。双方が互いの戦略を正しく理解し、衝突せず、対抗せず、引き続き新型大国関係を築いていきたい』などと述べた」「これに対し、キッシンジャー氏は『安定した米中関係をさらに発展させることは新政権も望んでいることだと思う。私も両国の相互理解に貢献していきたい』などと応じた」と、報じています。私は今年の5月に、このキッシンジャー氏が当時、トランプ氏と会談したというニュースを聞き、「トランプ氏の存在を、キッシンジャー氏が認知したのか?」と感じました。トランプ氏は、これまで政治経験は全くない「政治の素人」です。そんな人物とキッシンジャー氏が会談することの特異性を感じました。

 私は先日、キッシンジャー氏の新著作、「国際秩序」を購入、まだ全部読んでいはいないのですが、冒頭に「(これまで)ほんとうにグローバル『世界秩序』は、いまだかって存在したことがなかった」と記されています。すでにトランプ氏はロシアのプーチン大統領と協調姿勢を表明しており、これまでのオバマ政権によるロシア敵視政策を転換すると、認識しました。米国政権の政治的な質が大転換したことを思わせる、トランプ新大統領の登場と、キッシンジャー氏の「世界秩序」の構築戦略。この米国支配層の動きは、今後のわが国の政権の在り方に、大激動をおよぼすのか、と思わざるえません。それは日本共産党の大会決議にある、北東アジアの平和構築という方針についても、いよいよ世界情勢が接近しているのではないでしょうか。

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