15 6月

府中市議会、文教委員会で「発達障害児の教育機会の充実を求める陳情」が採択されました(令和4年6月議会)

府中市議会(無所属)の ゆうきりょう です。今日(6月15日)の市議会文教委員会で、市民の方から提出されていました、「発達障害児の教育機会の充実を求める陳情」が賛成多数で採択されました。

陳情文では、①登校できている知的障害のない子供の中にも、やむを得ず知的障害支援 学級や通常学級に在籍し、学びのニーズに合わない例があります。通常学級の中には特別支援教室への通室に不安を感じる保護者や、特別 支援教室に通室している児童・生徒を持つ保護者の中には情緒障害支援学 級について設置を希望する方が複数います。

②特別支援教室の課題とアセス メント、退室に関する保護者からの聞き取りを含めた実態調査をお願いし ます。 そして、府中市内には、約300人以上の不登校児がいますが、これら不 登校児の学びの機会は適切に確保されているとは言い切れず、理由も多様 化しています。

③発達障害の二次障害として不登校が原因となるケースもあ ります。学校の設備や環境等が整備されれば通学できる子供も多くいると 考えられます。 そこで以下について要望をいたします。

★陳情事項 ① 特別支援教室の利用に関する実態調査と調査結果の公開を求めます。 ②府中市内の不登校児について、不登校の原因及び発達障害(傾向含 む)の有無や関連性について、実態調査を行い、調査結果の公開を求め ます。 ③ 把握した調査内容に基づき、子供の個性に応じた支援充実と発達障害 児の学びの機会を保障すること。

~以上の陳情が賛成多数(公明、市民フォーラム、生活者ネット、都民ファースト)反対(市政会)で可決され、27日の本会議場に付託されることとなりました。

私も情緒障害児の学校教育のあり方については、第1回定例会の一般質問で固定学級の創設を求める立場から質疑をしましたが、市の方針は今後も固定学級の創設方針はなく、インクルーシブ教育推進との考えでした。今回の陳情は今後の府中市の発達障碍児に対する教育施策について、子どもたちの学びの保障を求めるうえでも、大変意義ある内容と言えます。今後もその動向を注視したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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