府中市でも動物虐待防止の施策強化を・・動物虐待、全国で最多の170件(読売新聞)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞で昨年1年間に警察が摘発した動物虐待の件数は170件となり、「統計をとり始めた2010年以降最多になった」とあります。そのうち逮捕、書類送検した人数は199と最多との発表を警察庁が行ったそうです。
★改正動物愛護法の施行で、動物虐待は犯罪であるという認識が広がっている
また170件のうち最多は猫への虐待で95件、次いで犬が60件とのこと。一番多いのが「遺棄」ついでえさを与えなかったり劣悪な環境で飼育する「虐待」と続いているそうです。また記事によると、「動物虐待の摘発が増えた背景の1つに、警察庁の担当者は動物愛護団体による活動をあげ、『地道な活動で動物愛護への社会関心を高めてくれた』」と指摘。また記事のなかでは動物愛護団体の代表理事をつとめるタレントの杉本彩さんは「20年に改正動物愛護法が施行され、動物虐待が犯罪だという意識が明確になっている」としています。
★自治体にも住民への広報強化などの施策を求めたい
私が思うには、摘発されない動物虐待のケースは全国でかなりあると思われます。ぜひ国と同時に自治体でも、警察や動物愛護団体と協力をして、住民に対する動物虐待の通報の協力をぜひ積極的に呼びかけることなど、広報の強化などが必要だと考えます。
私も以前、実家に保護猫を飼っていましたが、動物は家族の一員と同様の存在です。杉本彩さんも「動物は人と同じように老いるし病にかかる。介護も必要になる。命を預かる覚悟が必要なことを、飼う前によく考えてほしい」と訴えられています。私も同感です。ぜひ動物虐待の対策について、議会でも一度取り上げたいと考えています。※写真は以前、実家にいた保護猫の「ナオちゃん」(メス)
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