09 4月

府中市教育委員会でも早期に、いじめ防止条例制定と独立した第三者機関の設置を‥・八王子市の小学校でいじめ対応問題、第三者機関が調査指摘

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝日新聞多摩版で、八王子市内の小学校でいじめを受けた男子児童が不登校になった問題で、「第三者の市教育委員会のいじめ問題対策委員会調査部会が、学校側と市教委の対応について『不適切』『体制の不備』と指摘していたことがわかった」と報じています。

★学校側、市教委の不適切な指導を、第三者機関が指摘

記事によると、調査部会の報告書によると、いじめを受けた男子児童は「他人教諭や副校長から「Bさん(同級生の児童)が変われないからAさん(男子児童)が変わるように」「いじめは複数人からやられることを言うんだよ」などと言われ、不信感を持ったとしています。このような学校側の対応について、第三者機関委員会は、学校側の不備と「事態を放置していたと言わざる得ない」と指摘。

また市の教育委員会に対しても「法のガイドライン等に基づいて適切に対応するよう、指導する体制が十分でなかった」とも指摘したそうです。またこの記事によると「男子児童の保護者は学校の調査が不十分だとして、第三者委員会のやり直しを要望、21年2月に大学教授らでつくる調査部会が設けられた」とのことです。

★独立した第三者機関があれば、いじめの検証を公平、公正に調査できる

この八王子市のケースにあるように、いじめの対応について学校側や教育委員会の対応は極めて「甘い」ことが、全国のいじめ問題の際、かなり多く報道がされます。こうした時に教育委員会内に独立した第三者機関が設置されていることで、公平、公正にいじめの対応について調査、検証されることが保障されるわけです。私もいじめの問題でこれまで議会において、教育委員会に対し「いじめ防止基本条例」の制定と「独立した第三者機関の設置」を要望してきました。

●教育員会の答弁⇒「昨年度(20年度)から市のいじめ防止基本方針の改定を検討しており、そのなかで、いじめ防止条例の必要性についても検討している」「いじめ防止推進法にもとづく付属機関等の設置も視野にいれながら、対策を総合的に検討している」という内容でした。八王子市のようなケースは当然、府中市の学校でも考えられるわけです。ぜひあらためて教育委員会に、同様の要望をしてきたいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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