府中市給食センターにも防災拠点機能を・・防災、被災者支援の拠点に給食センターの活用広がる(朝日新聞)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(3月24日)の朝日新聞生活面に「給食センター 新たな防災拠点」との見出しで、熊本県の益城町、愛知県の岡崎市の取り組みなどについて紹介しています。
★災害時の食料備蓄機能がある益城町給食センター
記事では、2016年4月の熊本地震をうけて、熊本県の益城町では給食センターを防災拠点機能を備えたものにする方針を示し、19年4月から新給食センターを開設。新センターはオール電化のもと、自家発電装置、消防団の詰め所としての研修室やシャワー、炊き出しもできる調理室、保冷庫には3トンのお米をはじめアルファ米、水、野外で使える移動式炊飯釜なども備蓄し、災害時の緊急時に備えているとのことです。
また愛知県の岡崎市でも新給食センター周辺に川があり、大雨による川の氾濫で浸水が予想されることから、住民に「給食センターに一時避難所をつくってもらえないか」という要望がよせられたとのことです。センターではこうした要望もうけ、2階の会議室を緊急避難所にしたとあります。
また多摩地域では福生市の給食センターも防災機能を有しており、同センターのHPを見ると「災害時には前記のように避難所機能・備蓄機能・応急給食機能を稼働する」あとあります。
府中市の給食センターは全国一の22000食の給食を作れる大規模給食センターでもあります。このセンターを市民のための防災拠点にすることは、大いに意義あるはずです。各地の自治体の経験もいかしながら、一度、市の担当者に話も伺ってみたいと思います。
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