府中市教育委員会は「コロナ感染拡大の非常事態時には、保護者による判断で児童、生徒に『登校』か『自宅学習』の選択可能にする措置をすべき(府中市議会一般質問)
府中市議会議員の ゆうきりょう(無所属) です。昨日(2月22日)、市議会一般質問で、コロナ禍における児童生徒をコロナ感染から守り、オンライン学習(授業)の実施などで、「学びの保障」を求める質疑を行いました。
★「今後、感染状況等が厳しくなり、学校閉鎖等により対面での授業が行えな くなった場合には、一斉にオンライン学習に切り替えざるを得ないことは ありえる」(教育委員会答弁)
私は通常は学校登校で対面を基本としつつ、コロナ感染拡大という「緊急有事、非常時」の際には、それにふさわしい学習授業の形態があることを主張しました。とくに文科大臣も「臨時休校をする前に、時差登校、分散登校、オンライン学習を組み合わせたハイブリットな学習形態を実施してほしい」と発言(新聞報道)。また文科省も大臣の発言内容をうけて、すぐ2月4日付で、文科省が全国の教育委員会に、同様の内容の通達をだしたとの報道もあり、以下の質問をしました。
●質問① 今回の文科省通知をうけて府中市の対応方針についても、まん延防止措置などの感染拡大状況時においては、保護者による判断で児童、生徒に「登校」か「自宅学習」の選択可能にする措置を検討するべきではないか。
②そのうえで自宅学習では、自宅からタブレットによるリモート参加で出席扱いとし、給食の提供も行うなどの検討を求めたいが、教育委員会の見解は。
●教育委員会の答弁① 「現在学校は、感染症対策を徹底しながら授業を実施していることから、 学校に登校し授業を受けることが原則です」「 ただし、感染に不安を感じて、登校を控える等の場合には、従来から、 出席停止扱いとし、児童・生徒に不利な取扱いはしていません」
答弁②「また学校での授業とオンラインを活用した学習の選択については、 今後、感染状況等が厳しくなり、学校閉鎖等により対面での授業が行えな くなった場合には、一斉にオンライン学習に切り替えざるを得ないことは ありえるものと考えています」
答弁③「ただし学校で、対面での授業が実施できている状況下で選択を認めることは、想定していません。 なお、給食のみの提供を行うことについては、感染防止の徹底を図る観 点から想定していません」という答弁でした。
●ゆうきりょう主張⇒すでに足立区では1月24日から出席か自宅でのオンライン学習かを選択できる施策を実施しており、府中市でも今後実施するべきと主張しました。しかしながら府中市教育委員会の現状における「オンライン学習(授業)」については、「腰が重い」の現状です。この課題については他の議員さんたちも複数、取り上げておられるので、今後、教育委員会の姿勢が前向きに変化することを期待したいです。保護者の方々からもぜひ教育委員会に電話などで、訴えてください。
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