府中市に水害時の住民避難について改善策を要望したい(来年度への予算要望書への市民からの声)・・その2
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、府中市長あてに令和4年度の市の予算案に対する要望書を提出しましたが、水害時における住民の避難策についての市民の方からの要望内容について、以下掲載します(前回の続き)。
①府中市として、避難所の対策として段ボールメーカーから、簡易段ボールベッドを供給してもらうために、連携協定を締結することを要望します。東京都北区にある興亜紙業という会社との間で締結し、同社については「都内唯一の段ボールメーカーとしてすでに10市区と協定を締結している」とのことです。
②市民への災害用井戸の位置や利用方法について、周知してください。※市民からの声 ~以前市役所に位置について公開を要望しても、担当が農業関係部署だとかで棚ざらしにされました。
③南西部地域の避難場所が遠すぎるという声が多数あります。 例として府中十中が満員で本宿体育館へ行きましたが、本当に氾濫した時に避難できるのか疑問です。他に避難所を認めてさい。
④府中市として市内の民間企業との間で、災害時の避難所としてオフィスの一部を提供してもらう防災協定を締結することを提案します。大阪府の八尾市が地元企業との間で、そうした協定を締結しているそうです。
⑤府中市内において災害時のマンホールトイレについて、計画的に増やしていき、市民向けに周知してください。
⑫政府は台風や大雨などの際に、住民に対して避難情報を伝えるために用いる防災行政無線の戸別受信機を約100の市町村に国費で設置する方針を決めています。2019年度補正予算に計上しています。ぜひ府中市でも国の補助金を活用して、個別受信機を普及してください。 府中市においても19年10月の台風19号の際、住民から「防災行政無線の連絡が聞こえなかった」という声が多数ありました。とくに高齢者の方はデジタル機器の扱いに不慣れなこともあり、情報伝達の改善が急務です。ぜひ政府の補正も活用して、希望する世帯に対して防災行政無線の整備を要請します。
⑬台風による水害時において市は都との間で協定を締結し、市内の都営住宅の空き部屋を水害時の避難場所として活用することを検討してください。足立区では都と協定を結び、同じ都営住宅内の低層階の住人が利用することを想定しています。避難の迅速化を図るとともに、新型コロナウイルスの感染を防ぐため避難先を分散させる意味があります。
※府中市政、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。