27 10月

府中市でも認知症の方への損害賠償責任保険の創設を求めたい(市議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。私は9月議会の一般質問で市内の高齢者福祉対策として、認知症の方に対する損害賠償保険について、市として創設してはどうかと質疑をしました。

府中市では認知症の方への対策として「はいかい高齢者探索サービス事業」、「認知症対策事業」というものがありますが、あわせて「個人賠償責任保険」を、これを認知症対策として1つ、事業の創設を提案しました。この保険への加入をすすめることで、認知症の方による事故への家族の不安軽減と同時に、府中市こうした認知症事業制度の普及と促進にもつながると考えて要望しました。

★市の答弁⇒ 現在、実施している「はいかい高齢者探索サービス事業」や「認知症対策事業」については、認知症の方やそのご家族が安心して地域で暮らし続けるための事業として、取組んでいるところでございます。
認知症に関する「賠償責任保険」につきましては、その加入を促すことで、確実に関係医療機関の受診につながるなど、認知症施策全般に、どのような相乗効果が期待できるのか、今後、その取組方法について検討してまいりたいと考えております。

★都内では昭島市などで実施、予算も少額で済む保険制度

この制度については都内では中野区や昭島市で実施しており、予算的に少額な予算で実施できることから、府中市にとってもメリットのある制度ではないでしょうか。認知症の方による事故では、10年ほど前に鉄道との接触死亡事故が発生し、鉄道会社が遺族に対して、多額の請求をする事態が発生しました。これを機会に認知症の方への損害賠償保険が普及しています。

市の答弁も「検討する」という答弁がありましたので、ぜひ今後も要望していきたいと思います。

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