府中市の小中学校でコロナ感染が不安で休んだ場合、調査書への記載はどうなるのか・・調査書には「出席停止」の日数を記載されません(文科省通知より)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。市民のみなさんからいただく要望のなかで、「新型コロナ感染が不安で学校を休んだ場合、調査書には影響があるのか」というご質問があります。府中市教育委員会ではすでに「調査書には、児童生徒さんに不利になるような記載はしない」という見解でしたが、昨日(10月2日)の朝日新聞にこの件で、文科省が全国の教育委員会に通知を発出したとの記事が掲載されましたので紹介します。
★入試の際に受験先に送る調査書に『出席停止・忌引きなどの日数』を記載しないよう求める通知
記事によると「コロナ禍のもと、在宅でオンライン授業を受けるなどした児童生徒が『出席停止』扱いとなることについて、文科省は1日、各教育委員会に対し、入試の際に受験先に送る調査書に『出席停止・忌引きなどの日数』を記載しないよう求める通知をだした」と掲載しています。
これまでも文科省はコロナ感染が不安で学校に来れない児童生徒に扱いについては、「欠席」ではなく「出席停止」扱いするよう通知していましたが、コロナ禍の影響でそうした児童生徒が多くなっていることをふまえ、記事では「受験生や保護者からは、調査書に『出席停止日数』が記載されると入試で不利になるのか、という心配する声がでていた」とあり、こうした声に配慮した判断と思われます。
なおオンライン授業に参加した日数について、今回の文科省通知では調査書にも同様に日数を記録するよう求めているとしています。
※府中市の令和4年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp まで