21 8月

府中市内の夏休み明け、小中学校の新型コロナ感染対策は大丈夫か・・デルタ株 子どもどうしで感染⇒家庭内感染広げる悪循環

府中市議会議員の ゆうきりょう です。

★各地ではこれまでなかった学校、教育施設でのクラスター発生事例が

今朝(8月21日)の朝日新聞朝刊に「デルタ株 子どもの感染注意」「友達同士で感染⇒親へ」という見出しで記事が掲載されています。記事によると最近では学校でのクラスターの発生が報告されており、厚労省によると「学校や教育施設などでは1413件で、前週から53件増、児童福祉施設も643件あり、前週から64件増えた」とあり、「以前と比べると、子どもの感染が多いのは明らかだ」(国立感染症研究所長)と報じています。

とくに夏休み明けのクラスターを警戒されるとして、「父親が家庭に感染を持ち込むのが典型的だったが、10代の子どもから家族全員に広がったケースも複数回あった」(聖マリアンナ医科大学教授)など、感染拡大の「主戦場」が学校、教育施設に変化していることを伝えています。

府中市内における10歳未満、10代の感染者の割合では、①10歳未満は7月は20人(4.8%)で、8月は(17日まで)28人(4.38%)、②10代は7月は37人(8.87%)、8月(17日まで)は77人(12%)と感染者数の数値は微増傾向です。

★「一斉休校は求めない」(文科省)、府中市は宿泊行事は延期、日帰りに変更

文科省は今のところ全国の小中学校に「一斉休校」は、求めていませんが、自主的に変更している自治体もあるとしています(相模原市が始業式を一週間遅らせるケース)。

そうした中、府中市教育委員会では①中学3年生の修学旅行を延期、②中学一年の宿泊行事は9月16日までに実施予定の学校については、河口湖・山中湖周辺を目的地に日帰りで実施、③小学6年生の日光林間学校は10月以降に延期、④小学5年生のセカンドスクールは10月以降に延期としています。またパラリンピック連携観戦への参加は予定していません。

府中市内の小中学校についても、当然、夏休み明けの感染拡大が懸念されます。今やクラスターの発生源は家庭内であり、学校内の感染防止策について、授業の時差通学をはじめ感染防止のために最良の措置を講じることを求めていきます。

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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