府中市内の新型コロナ感染者数、7月29日以降100人超の感染拡大・・20~30代の感染者数が50%、50代までを含めると79%に
新型コロナウイルスのデルタ変異株による20代から50代にかけての感染爆発が、医療機関にもひっ迫状況をもたらしています。昨日(8月3日)の毎日新聞一面で「40~50代 重症化急増」との見出しで、すでに東京は第五波に入ったとの認識のもと、「40~50代の重症者数は7月28日に47人でこれまでの第三波、4波を上回る」として、「医療現場では20~30代の中等症患者も目立つ」としています。
記事ではワクチン接種が進んでいる高齢者層は重症化率が低くなり、感染者数が激減しているものの、ワクチン接種が進んでいない青年、現役世代のデルタ変異株による感染が急増しているとしています。こうした状況はすでに都内はじめ首都圏で医療ひっ迫状況となり、中等症の段階では自宅療養となっていることがマスコミ報道で伝えられています。
また府中市でも7月29日以降100人を超える感染者数となっていますが、29日は62人の感染者数となっています。これはニュース報道などによると、東京五輪の警備関係の警察官だと推察され、警備関係の警察官は朝日町にある警察学校宿舎においてクラスター状態となったと思われます。
7月1~29日の府中市内感染者数は計344人で、うち20~30代は175人で50%を占め、さらに40代と50代の感染者数を加えると計272人となり、79%を占めるに至ります。
この8月初旬は熱中症などでも搬送される方も増えますが、医療ひっ迫により新型コロナ感染以外の方々が入院できない事態となると、いよいよ命の危険を感じないわけにいきません。オリンピック開催を強行したことで、こうした事態につながったことは明白です。
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