府中市内の7月の新型コロナ感染者数は計222人、うち20~50代で64%・・東京都が「今後、医療体制の危機に陥る」と通知
新型コロナ感染者数が都内で急増していますが、府中市でも7月1日から23日までで計222人となり、うち20代~50代では143人で64%に達しています。この状況を考えると、現役世代へのワクチン接種が予定どおり進んでいない現ことから、感染者数の急増よりもその重症化する人が急増することで、病床のひっ迫と医療崩壊の危険性が高まっています。
7月27日のTBSネットニュースでは、「東京都が都内の医療機関に対し、通常診療の制限も視野にコロナ病床を確保するよう要請したことがわかりました」と報じ、専門家は「今後、医療提供体制が危機に直面する」と指摘しています。
東京都が都内の医療機関に送った通知は、コロナ患者用の病床をさらに確保するよう要請したうえで、①救急医療の縮小や停止、②予定手術の延期、③診療機能の縮小など通常診療の制限も検討するよう求めているとしています。「東京都が現在、確保しているコロナ病床は5967床ですが、これを来月6日までに計画の最大数にあたる6406床まで増やしたい考えで、あすにも、医療機関向けに説明会を開催する方針」と伝えています。
ワクチン接種によって重症化を防げるという傾向があるだけに、現役世代への早期のワクチン接種を急がねばなりません。