府中市教育委員会が東京オリンピックの「学校連携観戦」プログラムへの参加を決定・・ただし、保護者の同意書がなければ欠席することができます(その2)
現在東京都議会議員選挙が行われていますが(7月4日投開票)、その争点の1つに東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非があります。この問題との関係で保護者の方の関心が多いものに、小中学校によるオリンピックの「学校連携観戦」プログラムへの参加問題があります。
先ほどのブログでもお伝えしたように、府中市の教育委員会は同プログラムの参加方針を決めました。この点について市教委の担当者に確認したところ、以下のような条件があるとのことです。
①児童生徒のプログラムへの参加条件として、保護者から同意書を得ることとしています。
つまり保護者の方がお子さんを欠席させたい場合、同意書に同意しなけば欠席することができます。また学校長はその欠席を認め、都の教育委員会の方針にもとづき、決して不利な扱いはしないとのことです。
一方で今後、下記のような場合になった際は「学校連携観戦」への参加そのものを中止とするそうです。①東京オリンピックそのものが「無観客」開催になった場合、②熱中症アラートが発令された場合、③緊急事態宣言が発令された場合、こうしたケースでは「学校連携観戦」プログラムの参加は中止とするそうです。
★東京都教育委員会は「オリンピック観戦できない児童・生徒に対して、一律で欠席扱いにしないよう求める」
また6月25日のNHKニュースでは、オリンピックの学校連携観戦について、東京都教育委員会の動きについて下記のように報じています。
「東京都教育委員会は、児童・生徒がオリンピック・パラリンピックを観戦する『学校連携観戦』について、授業として扱うかは各学校の校長の判断に委ねる。観戦できない児童・生徒に対して、一律で欠席扱いにしないよう求める。担当者は『出席停止の措置をとることや、別課題を与えて評価するといった柔軟な対応を取ってほしい』と話す」。
こうした都の教育委員会の方針もあることから、保護者の方は「学校連携観戦」プログラムへの参加については不安があるのでお子さんを欠席させたい場合、学校側は決して不利な扱いはしないことになっていますので、この点も熟慮されて、欠席することもできます。
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