府中市は新型コロナワクチン接種で、基礎疾患のある方へ優先的に接種券を配布してほしい
64歳以下の方へのワクチン接種券の配布をめぐり、市民の方から多数、要望、お声をいただいております。そこで基礎疾患のある方からのお声を、以下紹介します。
★早くワクチン接種したいが接種券が届くのが7月5日以降に
私は基礎疾患を持っております。府中市のワクチンに関する電話相談窓口に問い合せたところ、①一律、年齢ごとに区切って接種券と問診票を郵送している、②基礎疾患がある場合は送付される問診票に記入すること、③基礎疾患の事前申告や先行配布申請などは受け付けていない、とのこと。
これだと郵送なり、会場への予約当日の持込みなり、何らかの方法で一旦問診票を回収してから優先順を確認するように受け取れるのですが、それでは非効率で現実的ではないので、きっと基礎疾患の優先枠は実質無くなったのだろうと解釈しました。また年齢で一律ですと、私や家族の手元に接種券が届くのは7月5日以降となります。
★いつワクチンを打てるのか不安
ファイザー製ワクチンの自治体向け配布が今後減少する見込みとの報道がありましたが、府中市は高齢者向け接種も他の自治体と比べて遅れていることから、自分が打てるのはいつになるか…と不安です。
遠隔診療が不可能な特殊な処方薬が必要なため、感染者の多く出ている都心へ毎月電車で通院しなければならず、できるだけ早くワクチンを接種したいのです。仕事があるので、日中直接出向くことが必須となる今回の先行配布には縁がありませんでした。来週以降に休みを取って行こうかと考えていましたが、本日で配布終了とのことで残念です。そこで以下、要望です。
(1)HPに記載の優先順位どおり、基礎疾患を持つ人を優先できる仕組みを作る(ネットや電話での事前申告受付や、自立支援など市の福祉サービスを受けている人への接種券先行送付・予約枠設定など)
(2)今回のような大規模会場等の予約機会を逃さないよう、接種券だけは全年代に前倒しで郵送するなど、府中市に工夫していただきたいと願っております。
予約受付けを区切るのは分かるのですが、接種券自体の郵送まで絞るのは疑問です。今後また突発的に枠ができたり、打てる場所が増えたとしても、券がないと動きようがありません。市側には一市民からは見えない事情や考えがあるのだと思いますが、このような不安・疑問や要望を議会や市役所にお伝えいただければ幸いです。