府中市の東京オリンピック・パラリンピックの海外チームの事前合宿はどうなるのか・・全国の自治体で五輪事前合宿断念、72自治体に
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログがみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。
今朝(5月23日)の毎日新聞朝刊1面に、「五輪合宿 72自治体断念」「コロナ懸念 相手の意向大半」との見出しで記事が掲載されています。
★事前合宿受け入れ自治体で医療、感染防止策が困難な状況も
記事によると毎日新聞調査で「32都道府県の72自治体が海外選手の事前合宿、事後交流を中止」していると報じています。「新型コロナの感染収束が見通せない中で相手側の意向が固まっていないことや、感染防止対策の難しさから、中止を検討のところも多数ある」とし、「今後も受け入れ中止する事例が増える可能性がある」としています。滋賀県の守山市では「車両の貸し切りだけでなく、駅での動線確保などの難しさを考えれば現実的には東京への移動はバスになるが、長距移動で体調管理が難しくなる」と交渉状況の困難さを伝えています。
一方で国の無責任な態度を批判する声として、「首都圏のある自治体担当者は『国が先導してホストタウン構想を各地に広めたのに、コロナ禍になったら自治体の責任でやってというのは、はしごを外された気分』」とあります。東京五輪の開催については、毎日新聞の世論調査でも中止、延期を求めるのが6割になっています。五輪選手に対する感染防止策や医療についても特別の態勢を整えることに、市民からの感情的な反発も予想されます。
★府中市でも事前合宿を予定しているが・・オーストラリアチームの動向は
そこで大変きになるのが府中市の動向です。府中市は東京2020オリンピックの野球オーストラリア代表と卓球オーストリア代表の事前キャンプ地にもなっています。ちなみに埼玉県の上尾市と伊奈町がオーストラリアチームの事前合宿を予定していましたが、中止となっているだけに、その動向が気になります。しかしながら今のところ府中市では、中止の動きはなく予定通り進めているとのことです。
※府中市は東京五輪のオーストラリア、オーストリアのホストタウンになっています。ホストタウンとは「東京2020オリンピック・パラリンピックの開催をきっかけに、地域の活性化を推進するため、事前キャンプの誘致などを通じて大会参加国との人的・経済的・文化的な相互交流をはかる地方公共団体を「ホストタウン」として登録する国の制度です」(市のホームページより)。
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