府中市でも高齢者施設のクラスター防止のために、施設ごとに定期的なPCR検査を
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。
9日付の朝日新聞に全国で相次ぐ高齢者施設での新型コロナ感染拡大防止対策の1つとして、定期的なPCR検査の実施を指摘しています。記事では「定期的なPCR検査の実施で感染者を早期に発見でき、政府は緊急事態宣言解除にむけたリバウンド防止策になる」と指摘しています。
★世田谷区が2万3千の施設、訪問介護事業所に検査を実施
記事によると厚労省の3月1日時点まとめによると、累積クラスター件数は高齢者施設が1089件で一番多く、つぎに飲食店、医療機関となっています。世田谷区では約1500ヶ所、約2万3千人の施設と訪問介護事業所などの職員に2ヶ月に1度程度、PCR検査をしているそうです。記事では「区の担当者は無症状の人の早期発見は高齢者の重症化予防に効果がありそうだ。積極的、定期的に検査を受けてもらえば施設での感染予防も徹底される」とあります。
一方で川崎市内の特養ホームの施設長の声として「スタッフ全員が検査を先週して、みんなが陰性でも、今日発熱者がでたらまた検査が必要になる。どの頻度で検査すれば入所者を守れるのか」という指摘もあるそうです。京都市でも新規入所者1000人含めて計1万7千人分の検査を実施予定とのことです。
★感染防止策はもちろん、クラスター発生以前の検査も必要
一般質問でも取り上げましたが、高齢者施設の場合、認知症の方もいてその対策についてはデリケートな面も多々ありますが、記事の最後に「対策をしたほうがいいのは当然だが、高齢者施設のクラスターが相次いでから実施するのでは遅い」(北海道医療大学の塚本教授)という指摘通りだと思います。
府中市においても、感染防止策やPCR検査を施設「任せ」にするのではなく、市が主導的に検査の実施を推進するよう求めていきます。
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