府中市議会で「手話の普及および障害者の意思疎通の促進に関する条例」が全会一致で可決・・多摩地区では初の条例制定へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。
今日(3月11日)の府中市議会本会議で、障害の有無にかかわらず、相互に尊重し合いながら安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指し、手話の普及や障害者の意思疎通の促進について定めた「府中市手話の普及及び障害者の意思疎通の促進に関する条例」が全会一致にて可決されました。この条例は多摩地区では初の条例制定となります。
★言語の多様性の促進を・・共生社会めざす意義ある条例
この条例制定を促進している、全日本ろうあ連盟のホームページによると、「手話言語を通じて共生社会の実現をめざす」としたうえで手話言語法の制定をめざすとしています。目標として①言語には「音声言語」と「手話言語」があることの理解を広める。②手話言語を普及させ、きこえない・きこえにくい人が、きこえる人と共に生きる社会をめざすの2点をすえています。
そのうえで、5つの基本的権利として、①手話言語の獲得、②手話言語で学ぶ、③手話言語を習得する、④手話言語を使う、⑤手話言語を守るの5つを法律制定の権利として定めています。
共生社会をめざすことは現代の大きな流れです。こうした先進的な条例を多摩地区で府中市が初めて制定したことは、大いに意義あることです。今後は多くの市民の間に言語の多様性が醸成されることを期待したいものです。(写真は府中市のツイッターより)
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