11 3月

府中市の災害時における避難所は安心か(その2)・・水とトイレは生活上の最大の課題(市民の方の投稿から)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

今日3月11日は10年前の2011年、東日本大震災が発生した日です。10年という歳月を経て、犠牲になった方々に対する深い哀悼の誠をあらためて捧げると同時に、必死に生き抜いていらっしゃる被災された住民の方々に対しても、強い連帯の意を捧げるものです。

いつ襲ってくるかもわからない大地震、あるいは水害などの災害ですが、市民が一時的に身を寄せる府中市の避難所の課題について、先日、市民の方から投稿を寄せていただきました。前回は2月14日付のブログでご紹介しましたが、その続きを紹介させていただきます。

 

★悠長な市の答弁にがっかり・・避難所のトイレの重要性を知っているのか

避難所箇所のトイレについては、マンホールトイレが現実的かつ応急的な対応として必要であると思われます。しかしながら2011年の府中市議会だよりでは「現在、 市立中学校 11 校 中6校に計 27基、 片町・朝日町・ 矢崎町の防災倉庫に計 23基、 合計 50基の災害対策用マン ホールトイレを配備している。同トイレについては、多目的貯水槽と付随したものであると考えているため、今後の計画では平成23年度の第七中学校における多目的貯水槽の設置にあわせ、同トイレの配備を行っていく予定です」。

「学校における多目的貯水槽の23年度の第七中学校における多目的貯水槽の設置にあわせ、同トイレの配備を行っていく予定です。また、残りの中学校4校についても今後配備を進めていきたいと考えている」。

なんとも悠長な回答だと感じます。いざとなった場合、この程度の設置数で対応できると本気で考えているのでしょうか?マンホールトイレは多目的貯水槽がなくとも応急的には使用可能であり、自治会などを通じて広く多くを備えておく必要があるのではないでしょうか?。

★避難時の「衣食住」は公助が基本であるはず

避難してきた住民たちがトイレを我慢するため、これまでも種々の問題が生じてきた過去の災害を、何ら考慮していないのではないだろうか?。「自助、共助、公助」と言いますが「寝食足りて礼節を知る」もあるように、いつライフライン等が復旧するか不明な中で、自分の食料等を他人に分け与えるのを期待するのは甚だ疑問で、できる「共助」は知れています。例えば、防災センターなどを浅間町の基地留保地跡に建設するというような思考が、府中市にはないのでしょうか?ぜひとも現実を見据えた公助の充実を訴えていただきたい。(市民の方の投稿より)

 

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