府中市職員の自衛隊研修について一般質問・・求められる研修のあり方とは
今朝(12日)は西武線多磨駅であいさつ、午前中は市議会建設環境委員会、夕方は宣伝を予定しています。さて9月6日に私は市議会一般質問で、市職員の航空自衛隊府中基地での研修について質疑を行いました。6月議会の一般質問では、わが党の服部議員が日本憲法との関係で、市職員の自衛隊研修問題に異議を主張しました。
今回私は、今、府中市がかかげる市政の姿として何をめざしているのか。それとの関係で市職員に求めるものは何なのか、この点で質疑をしました。概要を紹介すると、今府中市は市民協働という理念(行政と市民や民間人がお互いに知恵や汗をだし、協力しあいながら、より良い府中の街づくりをめざす)を掲げています。私はこの理念を実現するためにも、職員研修こそは市民・住民と現場でふれあう研修が必要とただしました。今回、市職員が研修参加した自衛隊は、国防を目的とする事実上の実力組織です。市職員はあくまでも住民に対して、より良い行政サービスをいかに提供できるかが使命です。私は、市民と共に協働を実践するという点からも、国防組織の規律と連帯を、なぜ今、職員が学ぶ必要があるのかを質しました。さらに、今回の研修では「防災力」の向上をかかげています。そこで実際に住民とともに、防災力の向上を学べる組織として、消防団があります。私は地域住民から信頼される消防団に、入庁3年目職員の方たちが、最低1年から2年間入団して、実践で学んではどうかと提案しました。山梨県甲斐市ではこの職員研修を実施しています。
市職員のみなさんが現場で市民とふれあいながら、信頼される職員になってこそ市民協働が実現できるのではないでしょうか。今後も私は、市職員の課題について研究し、議会でも取り上げていきたいと考えています。