07 9月

認可外保育所実態調査2割・・保育所 都の安全確認不十分(東京新聞)

昨日(6日)、市議会で一般質問を終えました。詳細は後日、お知らせいたします。さて本日、東京新聞朝刊1面には「認可外(保育所)実態調査が2割」と大見出しであります。同紙のリード文によると「乳幼児を預かる認可外保育施設が適切に運営されているかチェックする年1回の立ち入り調査を、都は15年度、2割の施設にしかしていなかったことが、本紙の調査でわかった」とあります。「とくに企業が従業員向けに設ける認可外の事業所内保育施設の割合が低かった」とあります。政府は企業主導型保育事業を推進していますが、安全性が確認されていないことは、問題ではないでしょうか。先日私も、保育士さんを目指しているという女性(20代後半)の方に話を伺う機会がありましたが、その方は以前、23区内の認可外保育所でアルバイトをしていたとのこと。その時の経験を話され、「1歳未満の男の子がうるさいので、イライラした保育士が、その子をの足をもって逆さずりにして、どなりつけていた光景をみて、背筋も凍る思いでした」と語り、「その子の親御さんが、もしこの光景を見ていたらと思うと、恐ろしくなった」と語り、その保育所のアルバイトはすぐに辞めたと話されていました。今朝の東京新聞朝刊社会面でも、都内(中央区)の事業所内保育施設における、赤ちゃんの昼寝中のうつぶせ死の記事を掲載しています。お子さんを亡くされた母親は「地元の認可保育所に入れるまでのつなぎだからと、高い要求はしなかった。まさか死ぬなんて思わない」と語られています。認可保育所と正規保育士を増やすこととあわせて、このような事態を一刻も早く根絶するために、この府中でも一度、保育所調査をする必要があるのではと思います。

東京新聞7日

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