認可保育所を増やしたい・・しかし近隣住民の反発も
今朝(1日)は朝、東府中駅であいさつ、午前は赤旗拡大行動など。さて先日の日経新聞(8月30日付デジタル)によると、保育所の待機児解消にむけた杉並区の記事が掲載されていました。「東京都杉並区は待機児童の解消に向けて、2017年度から保育所を増改築して保育定員を増やす。地元建築士の試算によると、保育所40カ所を増改築すると今春の待機児童数の3倍の受け入れ枠を上乗せでき、大きな効果が期待できるという」「用地難などで保育所の新設が進まない中、素早く低コストで保育定員を増やせる手法をとる」(日経)と報道されています。この手法は今後、都内各地で増えるかもしれません。杉並では区内の公園を保育所にする転用計画について、住民の猛反発があったことが話題になりました。
私も7月、府中市内に認可保育所の建設を予定する私立保育所の建設説明会に出席しましたが、施設の近隣住民からは懸念、反対の声が多数だされていました。府中市は今春、296人の待機児童が発生、都内でもワースト5に入る部類。議会でも待機児童解消を求める声が各党会派から要望がだされますが、実際保育所を建設する際には、近隣住民の反対にもあいます。一方で、子育て世代が暮らしやすい街をつくる点では、だれもが一致するはずです。今後も住民の理解をえて、地域住民から愛される保育所になるよう、保育所を立地する法人側も、また議員である私も粘り強く努力する必要があると思います。