04 12月

府中市官製談合事件・・村木元市議に懲役2年6ヶ月、追徴金100万、執行猶予5年の地裁判決

府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。

 

 

府中市の官製談合事件で今日(12月4日)、東京地裁立川支部で官製談合防止法違反に問われた、村木茂元市議会議員に懲役2年6か月、執行猶予5年、追徴金100万円の判決を言い渡たされました。NHKにインターネットニュースによると、「現職の市議会議員が市職員から入札に関する機密事項の教示を受け、落札業者から報酬を受け取った。公務の中立性や入札の公正が大きく害された」と指摘し、そのうえで「立場や責任の重さを意に介さない無責任な犯行だ」として、判決を下したとのことです。

 

 

☆村木被告は議長経験者、議会の「重鎮」的存在であったが・・・

 

 

それにしても村木被告は当選5回で議長経験者、市政会の「重鎮」的存在でしたが、なぜ裁判長いわく「立場や責任の重さを意に介さない無責任な犯行」をしてしまったのでしょうか。あくまでも推察ですが「公共工事入札を成功させるために協力しているのだ」という意識だったのでしょうか。

 

いずれにしても、一連の事件の背景に緊張感のない市議会の世界で、ある意味「培われた」ものかもしれません。私がこのブログでも記載していますが、府中市の議会と行政の関係が「甘く」、二元代表制が機能していなかったからです。これは事件発覚後の府中市議会の決議「府中市議会の信頼回復と再発防止に努めることを誓う決議」でも同趣旨のことが述べられているとおりです。

 

 

私は他の自治体を詳細につかんでいるわけではないのですが、府中市の場合、市長選挙では30名の議員のうち24名が推薦をする「オール与党」状態です。また30名の議員のうち、市政会(自民党)が3分の1の議席をもつ時代が長く続いたので(現在は7名)、「驕り」があったのでしょうか。いずれにしても東京という大都市の自治体で官製談合が平然と行われていたとしたら、驚愕であり、もちろん府中市の議員である私も責任を痛感する思いです。(続きは後日)

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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