府中市武蔵台浄水所の水質汚染問題・・NPO法人が東京都に多摩地区の住民に大規模検査を提言
府中市議会議員(無所属)の 結城りょう です。
今朝(11月12日)の東京新聞多摩版に水道水の汚染が指摘された府中市、国分寺市の両市の住民の血液検査で、「有害化学物資(PFOS,PFOA)の血中濃度が全国平均の1.5~2倍超だったとして、検査したNPO法人『ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議』が東京都に多摩地区住民に対する大規模な血液検査などを求める提言書を提出」したと報じています。
これに対し都は「国が全国調査をしており、動向を注視する」と答えたとあります。「都によると4~6月の調査で、水道水に使う府中武蔵台浄水所の原水から320ナノグラム、国分寺北町第二浄水所から150ナノグラムを検出、いずれも別の浄水を混ぜて、50ナノグラム以下に薄めて供給している」としています。
この法人の提言は住民の命、健康を守るために必要な施策だと思います。都もわざわざ水を薄めて供給しているとのことですが、あくまでも当面の策にすぎません。根本的な施策としてはまず大規模調査と原因究明が第一歩ではないでしょうか。私もこの問題では市に緊急の申し入れをしていますが、引き続き注視していきます。
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