府中市(晴見町)の幼児虐待事件で友弘被告に東京高裁が一部逆転無罪 「双子に傷害、交際相手の男、執行猶予4年判決」
府中市議会議員の 結城りょう です。
平成27年11月に府中市の晴見町で発生した幼児虐待事件で、本日、東京高裁で判決が下されました。この事件でNHKニュースでは、以下のように伝えています。
「府中市の元スポーツインストラクター、友弘修司被告(39)は、平成27年、交際していた女性の7歳の双子の兄弟を路上の植え込みに投げてけがをさせたほか、平成28年には公園で長男の頭に暴行を加え後遺症が残るけがをさせたとして、傷害などの罪に問われました。被告は公園での暴行について無罪を主張しましたが、1審の東京地方裁判所立川支部は、けがの状況などから故意に暴行を加えたと認め、懲役3年を言い渡し、被告側が控訴していました。
5日の2審の判決で東京高等裁判所の細田啓介裁判長は『専門家の証言から頭に強い力が働かなくても、後遺症が残るけがをした合理的な疑いが残る。頭にある程度の強さの力が加わったことは認められるが、それが不明である以上、被告に対して過失の認定もできない』と指摘し、長男への傷害は無罪と判断しました。一方で兄弟を投げてけがをさせた罪については認め、1審の懲役3年の判決を取り消し、懲役1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました」。
5日の2審の判決で東京高等裁判所の細田啓介裁判長は『専門家の証言から頭に強い力が働かなくても、後遺症が残るけがをした合理的な疑いが残る。頭にある程度の強さの力が加わったことは認められるが、それが不明である以上、被告に対して過失の認定もできない』と指摘し、長男への傷害は無罪と判断しました。一方で兄弟を投げてけがをさせた罪については認め、1審の懲役3年の判決を取り消し、懲役1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました」。
幼児虐待が社会問題化するなかで、府中市内で発生した事件だけに私も衝撃をうけましたが、こうした事件を教訓に府中市においても、幼児虐待の対策の本格化を急がねばなりません。議会においても複数の会派の議員から市の幼児虐待防止の施策の提案が出されています。私も今後、事件の実態を調査したうえで、市に幼児虐待防止の施策の改善を求めてまいります。
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