府中市の官製談合事件 市幹部に懲役1年6ヶ月を求刑・・別の元市議に情報漏洩したことも明言
府中市議会議員の 結城りょう です。
昨日(10月28日)、府中市の官製談合事件で官製談合法違反の罪で起訴されている府中市職員の元幹部、塚田雅司被告の初公判が地裁立川支部で行われました。
今朝の朝日新聞多摩版によると、塚田被告は起訴内容を認めて、検察側は1年6ヶ月を求刑したとのことです。「起訴状によると、塚田被告は昨年8月、公園、道路工事の指名競争入札にあたり、最低制限価格が各1億1220万円、約5400万円との情報を村木元市議、臼井元市議に漏らした」と報じています。塚田被告はその動機について「入札不調が続き、何とか避けたかった」と説明、「議員なので業務を円滑に進める協力をしてもらえると思った」と語っているとのことです。
また記事によると「以前も入札に係る価格の問い合わせが『数回あった』といい、別の元市議に伝えたことがあることも明らかにした」とのことです。この記事にもありますが、府中市の公共工事の場合、確かに入札不調が多いということを以前から指摘する方もいました。今回の場合、オリンピック関連工事なので塚田被告は入札を成功させたかったと思われます。そこに議員と業者が関わったわけです。また「別の元市議にも情報漏洩した」とありますが、果たして別の元市議とはいったい誰なのでしょうか・・・。塚田被告の判決は12月2日とのことです。
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