府中市のコロナ困窮学生に支援の輪・・市民有志、大学で食料配布(読売新聞多摩版)
府中市議会議員の 結城りょう です。
昨日(7月23日)の読売新聞多摩版に府中市内で、新型コロナウィルスの影響で生活に困窮している学生に対して、日曜品や食料を無料提供する活動が、市民や大学で広がっていることを伝えています。
東京外語大学では7月10日に、「初の食料品無料配布を学内で実施」、「集まった学生は107人、教職員や卒業生、大学生協などの協力で寄せられたレトルト食品、カップ麺、缶詰、米など2キロが入った袋を両手で抱えるように持ち帰る姿」もと様子を伝えています。
「府中市では4月に生活困窮者などに食品を無償提供する団体、『フードバンク府中』が発足」し、「5月に約20人、6月には50人余りが受け取りにきた」とのことです。その約半数が東京外語大の生徒だったことから、同大学にアンケート調査を実施。165人(うち留学生76人)が食料配布を希望」していたとしています。府中市内ではフードバンク府中が毎月下旬ごろ、学生対象の食品配布を実施、外語大でもあと数回実施したい意向とあります。
この間も市議会でもフードバンクへの支援を求める議会質問も多数ありました。また私のブログで府中市内におけるフードバンクの活動についてお伝えしてきましたが、この記事にあるように学生の生活は、新型コロナの影響で生活困窮がさらに悪化をしています。学業以前の段階で、自身の生活が成り立たない状況が広がっているわけです。市民協働の理念で民間、市民どうしが支えあう活動とともに、行政としても一定の支援策をぜひ講じるよう要望したいと考えています。
府中市で暮らす一人暮らしの学生が安心して大学で学べる環境を整備するためにも、求められている行政の支援策ではないでしょうか。
※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp