府中市の定額給付金の振り込み支給状況は・・12万7000世帯中、2800世帯に支給で2.2%(東京新聞朝刊)
府中市議会議員の 結城りょう です。
★国の事業だから自治体に責任を押し付けるのではなく、国が説明責任を果たせ
今朝(6月7日)の東京新聞朝刊一面に政府が支給する定額給付金(1人10万円)の支給状況について報じています。同社が調査した34市区の各世帯への支給状況は平均で2.7%とのことです。記事にもありますが、政府は5月中の支給を目標としたが、ほど遠い実態が明らかになりました。
記事では取材に応じた自治体職員の声として「申請内容の確認に時間がかかる」「金融機関への手続きなどで申請から振込まえに数週間を要する」。また「都内のある区の担当者は、住民からいつ振り込まれるのかという問い合わせを、1日に1000件受けている」と悲痛な実態をのべています。
記事では中部圏社会経済研究所の島沢まなぶさんのコメントとして「支給は遅いと言わざるえない」「国民の不満が高まれば自治体が矢面に立たされてしまう。国の事業なので、支給遅れの理由は自治体ではなく、国が説明責任を果たすべきだ」としています。
ちなみに記事によると、府中市も支給状況は平均並みで12万7千世帯中、支給済みは2800世帯で2.2%程度です。このブログでも掲載してきましたが、オンライン申請の不備と受付中止などで、かなり混迷したことが原因です。また紙面にある島沢氏のコメントにあるように、国の事業ですから自治体にだけ責任を押し付けるのも酷ではないでしょうか。
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