03 6月

府中市の官製談合疑惑、昨年秋「自白」し発覚、、逮捕受け 市長が謝罪(朝日新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(6月3日)の朝日新聞多摩版に、府中市発注の公共工事の最低限価格の情報を漏らした疑いで、市職員幹部と2人市議らが逮捕された件をうけ、高野市長は昨日記者会見を開き、記事では昨年9月に入札した道路工事の落札価格が市の設けた最低限価格と1円単位まで一致していたことに不審に思った職員が内部調査したところ、塚田参事(当時)が不正行為をしたと告白。市は昨年10月に警視庁に相談をしたとのこと。

 

この事件の工事は、東京五輪のロードレースのコースで、昨年度内の工事完成をめざしていたとのことです。塚田氏は「入札不調が多いなかで、しっかりと工事を進めたかった」と、高野市長は会見で説明したとのことです。その後、塚田氏が市に提出した「てんまつ書」のなかに、村木茂、臼井克寿両市議の名があり、塚田氏は「(両氏から)最低限価格を聞かれたので答えた」としている。

 

記事にもありますが、村木市議は今年1月、市長選挙で高野市長の選対本部長を務めており、高野市長はこの点について「(村木市議の不正行為を)知ってはいたが、捜査の結果もわからないので(選対本部長を)お願いした」とのことです。事件に関連する2つの工事の入札結果について「明らかな違法性はない」として落札業者と契約して、両工事とも完成しているしています。(以上、朝日新聞6月3日付記事より抜粋)

 

★「四谷さくら公園2期拡張整備工事」に村木市議が、「浅間町1丁目地内道路新設工事」に臼井市議が関与した疑い(東京新聞)

 

この事件については、東京新聞では社会面でも伝えています。その記事によると、他に逮捕されたのは、「府中植木」の田中善雄氏、「池田土木」の池田伸夫氏、「玉川造園」の玉川龍昭氏とのこと。2つの工事とは、1つが「四谷さくら公園2期拡張整備工事」、2つめが「浅間町1丁目地内道路新設工事」の指名競争入札をめぐり、最低限価格の事前に村木、臼井両市議に漏らしたとのことです。この記事では、村木市議が四谷さくら公園工事を、臼井市議が浅間町道路工事について関与していた疑いがあると報じています。

 

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