府中市 臨時市議会で、新型コロナウイルス感染の緊急対策補正予算が成立
府中市議会議員の 結城りょう です。
今日(5月13日)、府中市議会で臨時市議会が開会され、新型コロナウイルス感染対策の第一弾として、5億8千万の補正予算が成立しました。7会派から代表がそれぞれ質疑を行い、各会派からの質疑、要望に対する市の答弁のポイントとして①今後も随時、適切な時期と判断されるときに、市の独自財源により緊急対策を行っていくこと、②お店や業者への個別休業補償については、国の動向を見ながらも、今後、市独自の支援策を検討したい、③生活困窮者に対する相談体制の強化については、さらに拡充したいなどの答弁がありました。
★武蔵野市独自の業者への休業補償制度予算で10億円以上計上
今朝の毎日新聞多摩版の報道によると、多摩地域では、武蔵野市の松下市長は13日の記者会見で「東京都の感染拡大防止協力金の対象外の業者に、市民生活を支える中小事業者に30万円、個人事業主には15万円の緊急支援金を給付すると発表、約10億3000万円の補正予算を組む」としています。 対象業種としては、「小売りや食品スーパー、医療機関、介護事業者、しんきゅうマッサージ、整体、理容など」とし、休業をしていなくても、感染予防対策を講じている業者も対象にするとのこと。対象事業者は約3900事業者、個人を想定、さらに新たに「持ち帰り」「宅配」を始めた中小飲食事業者には、容器代など初期費用として最大10万円の費用を助成としています。
★国や都の動向待ちになることなく、積極的な市独自策を!
府中市より財政力が豊かな武蔵野市とはいえ、10億円以上の補正を組み、東京都が補償対象としてない業種に補償するという施策は、大変すばらしい決断です。今日の府中市議会における質疑で、他会派(自由クラブ)の杉村議員が、兵庫県明石市における、スピーディーな緊急経済対策とその考えを紹介し、国や都の動向待ちに陥ることなく、府中市にも非常時における大胆な緊急対策を要望されました。私も同意見です。今日、府中市議会の全会派の意思として、8項目の要望書を提出しましたが、引き続き、市に対して緊急時(有事)にふさわしい、施策を求めたいと思います。
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