18 4月

府中市の若者団体が、新型コロナウイルスの感染拡大による休校で自宅にいる中高生の学習を支援(東京新聞)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今朝(4月18日)の東京新聞多摩版に、「府中市の若者団体が、新型コロナウイルスの感染拡大による休校で自宅にいる中高生の学習を支援しようと、大学生らが講師を務める無料のオンライン授業を始めた。大学生も休校で時間ができたため、自分たちを高める機会にもしたいと意欲的に取り組んでいる」という記事が掲載されています。

 

この団体は市内の高校、大学生らがまちづくり活動をする「Youth Action for Fuchu」という団体です。記事では「二月には、中高生が自由に訪れ、学びたいことを学べる場『Posse(ポッセ)』を市内のアパートに開設したが、新型コロナの影響で三月以降は閉鎖状態が続いている。ならば自宅で学習ができる機会をつくろうとオンライン授業を企画した」としています。

 

「授業」は主に平日の午後二時から一時間で、テーマは講師が設定して、「これまでに、市内にある東京農工大や東京外国語大の学生、卒業生が講義し、昆虫食の可能性や世界一周のための計画づくりについて話した」。ちなみに、無料オンライン会議システムを使い、一回の聴講は十人までできるとのことで、双方向で質問や討議もできるそうです。この記事ではPosseの代表である関谷昴(すばる)さんのコメントとして、「家にいるこの時期を、ふだん聞けない話に接して視野を広げる機会にしてほしい。大学生も、かみ砕いて説明することで自分の学習を深めてほしい」。

まだ同団体では、LINEを通じて大学生に無料で質問できる仕組みもつくったとして、休校期間中は続けるそうです。こうした市民が地域を軸に、ネットワークを広げて支えあうことで、若者が中高生らを支援していく活動は、大変意義ある活動であり、草の根からの市民協働と言えるのではないでしょうか。

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