新型コロナウイルスに府中市役所はどう対応するべきか・・武蔵野市役所で在宅勤務と交代制を実施
府中市議会議員の結城りょう です。
今日(10日)の東京新聞多摩版に、武蔵野市役所が新型コロナウイルスの感染リスクを減らすために、職員の出勤者を半減させ、在宅勤務と交代勤務を奨励しているという記事が掲載されています。
また来週からは庁内の空き会議室を活用して、出勤者の分散を図るとのことです。記事では「交代制は市役所内の各職場を、出勤と在宅の2班にわけて、1日おきか3日おき、または一週間おきで交代する仕組みとする」とあります。「出勤する班は役所で通常業務を行い、在宅の班は各職員の自宅でデータ処理や業務マニュアルの作成などの仕事をこなす」としています。ちなみにこのアイデアは、人事課職員の一人が提案したとのことです。9日の段階で12の課(約150人)が実施し、順次すべての課でも行うということです。記事では市の管理職のコメントとして「引き継ぎで不明な点や在宅班とメールでやりとりするなどして、今のところ大きな混乱はない」とのことです。一方で記事では「職場のマンパワーが半減しているため、市民からの電話対応などで出勤職員の負担は通常に比べて増しているようだ」ともあります。
武蔵野市の取り組みは長短あると思いますが、大いに参考にすべき点はあるのではないでしょうか。私も市役所に来ますが、この時期の通常よりは来訪者数が少ないと思います。市役所は「密」が濃い職場です。新型コロナウイルスの感染を防ぐためにも、ぜひ府中市役所でも検討する価値はあるのではないでしょうか。