府中市の学校給食センターの食材業者に対する補償は
府中市議会議員の 結城りょう です。
新型コロナウイルスによる影響は様々ありますが、なかでも学校給食に食材を供給している業者にとっては死活問題です。3月8日付の産経新聞でも給食業者の悲痛な声を掲載しています。府中市議会予算特別委員会では共産党議員団がこの点について市の対応を質しましたが、市の答弁は「(臨時休校が決定して給食を停止する時点において)食材の納品を予定していた食材については、できる限り他に転用をしていただくなどのお願いをしておりますが、やむを得ず廃棄となるようなものについて、市が廃棄を確認できたものは、(市が)お支払いをすることとしています」との答弁でした。
学校給食という「公共施設」に提供する物資なので、国からの補償を明確にすると同時に、行政として市民に対して食品ロス防止の観点から店頭販売をあっせんするなどの施策も効果的ではないでしょうか。とくに地場野菜などは市民、消費者からも喜ばれると思います。
また府中市では給食センターの委託業者に対しては「調理業務および給食配送業務では、調理場内や施設の清掃、設備や機器の点検にあたるなど、休業期間に実施している作業内容に準じて実施している」としています。