府中市 市職員を民間企業に派遣し、民間の経営感覚を学ぶ機会を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★町田市が職員を小田急電鉄とサッカーチーム運営会社に派遣
先日の読売新聞多摩版に町田市が市職員の研修先として、小田急電鉄とサッカーJYI・FC町田ゼルビアの運営会社に、4月から職員を1人ずつ派遣するとの記事があります。記事では「民間企業の経営感覚や組織風土を学び、市政運営に生かすのが狙い。市職員が民間企業に派遣されるのは初めて」とあります。
記事によると町田市の石阪市長が以前、横浜市職員だった時代に調査研究機関などに出向した経験があったことから、今回の企画となったそうです。「業務遂行の速さなどを体感し、市職員に戻ったあとに経験をいかせた」としています。また石阪市長は記事のなかで「市長に就任した時からやりたかった」「街づくりのソフト、ハードの両面で大事なパートナー」として2つの派遣先を選んだそうです。
また派遣する社員については、「2年の任期で派遣する職員は、公募で選んだ」「小田急電鉄では『エリア事業創造部』に配属され、神奈川県内で街づくりや不動産開発などを担当する。ゼルビアでは地域振興部に所属し、町田市と連携したホームタウン活動などに取り組む」。町田市では両社との間で職員派遣の協定を締結し、石阪市長は「企業の行動原理や作法を学ぶことで職員が成長し、持ち帰った知見で市も成長できる」と話しています。
★自治体に必要な民間企業経営感覚は、必ず生かされる
私もこうした企画は大変重要だと常々、思っていました。3月の市議会予算特別委員会での総括質疑のなかで、私は市職員の経営感覚を身につけることは、今後の自治体運営に重要だということを主張しました。府中市においてもぜひ自治体運営に必要な市民からのニーズを受けとめ、市が実施する個々の事業が将来、どのような利益を生むのか(有形無形の利益)を考え、立案できる能力などを育むために、民間企業の手法を学ぶことは必要ではないでしょうか。そのためには、最低2年程度の出向は必要です。ぜひ今後、市議会においても町田市のような職員の育成のあり方について、質疑要望したいと思います。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
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