府中市 小中学校 水泳授業・・日本水泳連盟が文科省に「水泳実技指導の実施を求める」(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★水難事故を防ぎ命を守るためにも水泳の授業は必要(水泳連盟)
先日の共同通信4月10日付ニュースによると、「日本水泳連盟は9日、東京都内で常務理事会を開き、教員の負担軽減や屋外プールの老朽化などで全国的に実技をやめる動きが相次いでいる水泳の授業について、文部科学省に継続を求めていく方針を決めた」との報道がありました。これは各地で相次ぐ子どものよる、水難事故をうけての判断とのこと。同ニュースでは「地域のスイミングクラブとの連携や、室内プールを新設して複数校で授業を行う案などを提言する」として、「水難事故を防ぎ命を守るためにも水泳の授業は必要」(金子専務理事)との考えを示したそうです。
★水の事故から身を守る着衣水泳授業を全学校で実施を
私も昨年の市議会一般質問で、夏の水泳授業のあり方については見直しを図ることを求めると同時に、着衣水泳授業については今後も実施を求めました。
★ゆうきりょう主張⇒ この夏も各地で子どもの水難事故が発生しています。先日も女の子が複数川でおぼれて亡くなるという痛ましい事故が発生しています。こうした状況もうけてか、保護者の方から以下のようなお声もいただいているので、紹介します。
~聞くところによると、市内のある小学校では夏休みに専門の先生を呼んで、着衣水泳の指導があるそうです。ところが、私の子どもが通う小学校ではそういった指導は全くありません。同じ市内の公立小学校なのに、いろいろと差があることは承知しておりますが、こういった命に関わる指導については、どの学校に通う児童にも等しく機会を与えられるべきではないでしょうか?最近の子供達の水難事故の多さからも鑑み、検討の俎上にのせていただけるよう切に願っております。~(保護者の声)
朝日新聞の記事には、専門家(鳴門大学、松井教授)の意見では「学校の水泳指導は、水中で命を守る方法を教えるとともに、自分や友達がどのくらい泳げるかを知ることで、川や海で遊ぶ際の水難事故のリスクを下げる点で重要」とし、「水難事故から命を守る基礎的能力を身につけるためにも、水泳授業は一定の時間を確保して、安定的に行えるようにすべき」という主張も掲載されています。
★ゆうきりょう質問⇒ 着衣による水泳授業、水泳指導についてぜひ各学校でも統一して教えることを提案したいが、考えを伺います。
★教育委員会の答弁⇒ の着衣による水泳の授業等についてですが、着衣による水泳は、水着での泳ぎとは全く違うという泳ぎの難しさを知り、万が一の際においても、落ち着いた対応が取れるようになることが、水による事故を防ぐために重要であると考えております。
このため、教員に対しては、毎年各学校の体育主任等を対象とした「安全な水泳指導のための地域講習会」において、「着衣のまま水に入った場合の対処方法」について指導しています。このことを受け、各学校では児童・生徒に対し、着衣での水泳を体験させる授業や、安全に関する指導を行っています。水による事故の防止については、重要な指導内容であることから、今後とも着衣による水泳の安全指導の徹底を図ってまいります。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
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