府中市 小中学校 体育館施設の安全点検を・・足立区が小中学校の体育館施設を緊急点検、危険な床板が発見(東京新聞)
府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。
昨日の東京新聞多摩版い都内の足立区が区内の小中学校計24校の体育館の床に危険な箇所をあることを確認、けが防止の応急処置をしたとの記事があります。
★「足立区によると、24校の体育館で床板が浮き上がり、ささくれが見つかった」
記事によると「区内の小学校では昨年末、体育館で長さ約7センチのめくれた床の木片が刺さって、クラブ活動中の児童が怪我をする事故が発生。区はその後、区立小中学校101校で緊急点検をした」とのことです。「区によると、24校の体育館で床板が浮き上がり、ささくれが見つかった。応急措置としてテープを貼るなどして、部分補修工事を3月までに発注するとして、体育館は利用できる」とのことです。
★文科省が昨年、「学校における安全点検要綱」を作成、体育館の床も点検対象
文科省は昨年3月に「学校における安全点検要綱」を作成、体育館の床も点検対象の1つとなっていたそうです。記事では「学校保健安全法の施行規則では毎学期1回以上、児童らが使用する施設や設備に異常がないかを確認するよう定めている」とし、「しかし実施回数や点検方法などは各学校に委ねられているのが実情」と、「文科省の担当者は『教員の業務負担があるなかで、各校の実態にあわせて点検を行っている』と話す」とあります。
★市内小中学校の校庭の安全対策について質疑をしました。(ゆうきりょうの市議会一般質問、23年9月議会)
今年(23年)の4月、杉並区の公立小学校で、運動会などで目印に打ち込んだと思われる釘、500本超が放置された状態で、児童が大けがをした件が発生、新聞報道によると区内の他の学校でも同様の釘が見つかり、文科省は安全点検の徹底を全国の教育委員会に通達しています。これをうけて教育委員会の対応策について、市の対応について質疑をしました。
★府中市の答弁 → 国の通知をうけて府中市では5月末を期限として、改めて釘などの確認の徹底を指示し、14校252本の釘などが見つかりましたが、すでにすべて撤去した。また今後同様な安全確保の対応が必要となった場合に備えて、金属探知機6台を購入した。
★ゆうきりょうの主張⇒4月に起きた杉並区の公立小学校における校庭での事故を受けて、文部科学省は5月12日、各学校で校庭の安全点検が確実に行われるよう、全国の教育委員会に通知をだしたとあります。杉並区の小学校で4月、児童が校庭に残されていたクギで大けがをした事故を受け、安全点検を進めていた。学校職員が目視や足で踏むなどして調べた結果、6月20日までに61校で危険物が見つかり、クギは計1121本、くいは計713本あったそうです。
文科省は「学校の安全管理のための参考資料を公表しているが、実際の点検項目は学校ごとに設定」とあり、事故にあった児童の保護者の方は「校庭だけを点検すればいいわけではない」とし、「第三者による定期的な点検を導入するなどして、確実に安全を確保してほしい」としています。府中市においても一定の期間を設けて、各学校の校庭において金属探知機を使用した安全調査を実施されるよう要望するものです。
★府中市でも一定期間に区内すべての小中学校で安全点検を実施すべき
世田谷区もこの7月に、区立小中学校全90校の校庭の安全点検を進めたところ、クギやくいなど約2000点の危険物を発見し、除去したと発表した。けがをした子どもはいないという。世田谷区は、目視で発見しにくい危険物を見つけるため、金属探知機を使用した調査を8~11月に約80校で実施することを予定している。区教育委員会教育環境課の高野明課長は「まだ多くの危険物が校庭にある可能性が高いので、調査をより徹底させていく」と話しています。ぜひ学校施設の安全管理、そして危機管理体制のあり方について引き続き、周知徹底されることを強く要望します。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
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