府中市 選挙 電子投票・・大阪の四条畷市が電子投票を実施「有権者に好評」「電子投票を続けてほしいが有権者の92%」(東京新聞)
府中市議会議員(ブロガー議員、無所属)の ゆうきりょう です。
★『画面だと候補者がわかりやすい』『書き間違える不安がない』
先日の東京新聞に昨年末の大阪の四条畷市で行われた市長選挙において、全国で8年ぶりとなる電子投票が実施されたとの記事があります。記事では「投票や開票で大きな問題はなかった」「識者は、電子投票が全国に拡大し、高齢者や障碍者など外出が難しい人でも自宅で1票を投じることができるインターネット投票の環境が整備されることに期待を寄せる」とあります。
記事では「有権者は投票所でタブレット端末に表示された候補者をタッチペンで選んだ。多くの有権者が1分ほどで投票を終えた」「つえをついて投票所を訪れた女性(80歳)は取材に『手書きだと字がうまく書けないから、タッチのほうが楽』と笑顔をみせた。『画面だと候補者がわかりやすい』『書き間違える不安がない』と電子投票に賛同する声も多くきかれた」とあります。
★開票作業人数も3分の1に減った
また開票作業については「作業を担った職員は27人で、4年前と比べて3分の1に減らすことができた。開票所のスペースも4分の1で済んだ」「開票作業は約1時間だったが、立会人への説明など丁寧に行ったため、開票結果の確定には1時間40分かかった。前回は1時間45分だった。当日有権者は4万4901人で、投票率は前回より約2ポイント低い42%にとどまった」そうです。
★手書きで生じる疑問票の解消や、開票に従事する職員削減の効果があった
また電子投票については茨城県つくば市もネット投票の実証実験をしているそうです。記事のなかで明治大学の湯浅教授は「今回の成功で、電子投票やネット投票導入への弾みとなることが期待される。外出が難しい高齢者へのメリットに加え、災害時でも自宅から投票できるなど日本型のネット投票を考える時期にきている」と指摘。「今回の市長選でトラブルはなく、手書きで生じる疑問票の解消や、開票に従事する職員削減の効果があったと指摘したうえで『有権者の利便性向上に資するものだ』と話した」とあります。
★電子投票を続けてほしいが有権者の92%
記事では四条畷市の市長選挙の電子投票について、東京新聞社が投票を終えた105人にアンケートした結果、電子投票を続けてほしいが有権者の92%にあたる97人から回答。このうち、理由として最も多かったのは「投票が簡単だから」で67人、次に「記入ミスの心配がないから」が24人とのことです。また望ましい投票方法をたずねたところ、「電子投票」が52人(49%)、「ネット投票」が49人(46%)、「従来の紙の手書き投票」はわずか1人だったそうです。
~この四条畷市の市長選挙の開票の取り組みは大変示唆に富むものです。府中市の開票作業も早いことで有名ですが、ぜひ電子投票のついて前向きに取り組んではどうかと思います。ぜひ一度、提案したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
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