府中市 保育料 第1子を東京都が無償化へ 来年9月から都知事が表明(令和6年12月11日)
府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。
★第2子、第3子だけでなく第1子からの無償化実現は、東京都が初
今朝の読売新聞多摩版に東京都の小池知事が来年9月から0~2歳の第1子保育料を無償化する方針を表明し、全国では初の制度化とのこと。
記事によると「第1子保育料は、国が3~5歳は全世帯、0~2歳は所得制限を打設けて無償化している。都によると、新たな制度は、国の無償化の対象外となっている世帯について保育料負担をなくす」とし、「公立は都と区市町村が半額ずつ、私立は都が全額負担する方向で、今後区市町村と協議する」としています。
この記事にもありますが、東京都は所得制限のない保育料の完全無償化を段階的に進め、2019年10月に第3子以降、昨年10月には第2子まで実現。記事では「今回の制度がスタートすると、都内で子育てする家庭では、子どもの人数や所得に関わらず、保育料の負担がなくなる」とのことです。
★子ども誰でも通園制度の第1子も利用料無償化を検討へ
またこの記事では、「公明党の松葉都議が、親の就労状況に関係なく未就学児を預けられるとの『子ども誰でも通園制度』の第1子の利用料無償化も同時期に行うことを求めた」のに対して、小池都知事は「同制度の利用者負担も含めて無償化を検討していく」との答弁をしたと伝えています。
~東京都が豊かな財政力を背景に子育て支援策でトップをいく状況が続いていますが、それにより首都圏の各県との格差が広がる傾向にあります。この点について、国の支援策がどれだけ拡充されるか、また各県の取り組みも期待されるところですが、これ以上、東京都の子育て世帯が集中する傾向も健全と言えるかどうかは、考える余地がありそうです。(府中市議 ゆうきりょう)
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