府中市の受動喫煙防止対策はどうなっているのか・・その1(府中市議会議員 ゆうきりょう一般質問)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。
私は市議会一般質問で、府中市の受動喫煙対策について質疑をしました。このなかで、市民の方からのご相談を実例にして質疑を行い、府中市から事業者などに対する行政指導や勧告などを求めました。
★ゆうきりょう質問⇒「望まない受動喫煙に対する防止策の本市の方針と現状について」で市の対策の現状はどうなっているのか。
★市の答弁⇒ 国では、健康増進法の一部を改正し、令和2年4月から、多数の方が利用する施設等の区分に応じて、「施設・敷地内の全面禁煙」や「施設内に設けられた専用室での喫煙」など、望まない受動喫煙を防止するための規定が定められております。
また、東京都では、国の法改正を受け、さらに積極的な取組として、受動喫煙の防止に関する条例を制定しており、2人以上の利用がある事業所や飲食店などで、原則、屋内禁煙とするなど、多くの方が利用する施設や事業者などに向け、その防止対策の徹底を図っている。
本市におきましては、国や東京都のこうした取組みに合わせ、各種イベント開催時や禁煙週間において制度の啓発を行うとともに、むさし府中商工会議所を通じて、市内事業所にご協力を求めるなど、その理解促進に努めてきた。
一方で、市民からの相談におきましては、店先や事業所付近の公園や路上など、屋外での喫煙に関するものが多く、その対応にあたりましては、直接、現場を確認し状況を把握するとともに、喫煙場所となっている周辺へ喫煙禁止の看板等を設置し、また、店主や事業主へは制度への理解を促すなど、受動喫煙の防止に取り組んでいるところだ。
★ゆうきりょう質問⇒ 市内にある施設(公共、民間問わず)、企業や事業所に対する分煙、禁煙化の推進について、市の方針を伺います。
★市の答弁⇒施設管理者や事業主においては、改正健康増進法や都条例の規定に基づき、敷地内や施設内での禁煙化、または、喫煙スペースを設けるなどの分煙化を図り、受動喫煙防止のための対策が求められている。
しかしながら、一部の店舗や事業所では、喫煙禁止の取組が厳格に図られたことで、来店者や従業員の喫煙場所が無くなり、店先や事業所周辺の路上、近隣の公園などでの喫煙に繋がってしまい、周辺の市民からは、本市や事業所に対して、受動喫煙のご相談や苦情が寄せられているところだ。
本市におきましては、苦情を受けた事業所と連携し、事業所周辺の見回りや喫煙禁止の看板等の設置、さらには喫煙場所となっている店先の店主に対し、受動喫煙が生じないようご協力をいただくなど、取り組んできた。引き続き、受動喫煙の防止にあたりましては、関係課や保健所と連携し、施設、企業、事業所などに向けた、相談対応や各種対策の助言に努めてまいりたいと考えている。(続く)
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