府中市 西武線多磨駅に下りのエスカレーターも設置してほしい(駅利用者の要望)
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
★駅橋上化にともない新しくなったが、「不便になった」?下り用のエスカレーターがない!
私が住む府中市内の北東地域の鉄道駅である、西武多摩川線の多摩駅は2020年12月に大幅に改修工事がされました。それに伴い、駅は橋上化されエレベーターとエスカレーターが設置されたのですが、エスカレーターについては昇りのものしかなく、下りのものがありません。これについては多くの駅利用者の方々から「下りのエスカレーターも設置してほしい」と要望があります。
多磨駅は橋上化されるにともない、自由通路が整備されましたが、同通路については市が管理し、同駅の東西出口から改札口までの階段とエスカレーターについても市が管理しているとのことです。またエスカレーターの運営経費も市が管理している(負担)そうです。
★大型商業施設の開設など今後、さらに駅利用者が増える事態に備える意味でも下り用エスカレーター設置を
多磨駅東側の都市整備用地については、令和11年度中に三井不動産による大型商業施設が開設される予定でもあり、同駅の利用者はさらに増えると思われます。現在も駅周辺にある東京外語大学の学生、警察学校の関係者なども多数利用され、駅は朝、昼、夕と賑わいをみせています。またこの近所は多磨霊園(多磨墓地)もあり、とくにお彼岸の時はさらに駅利用者が増えます。
こうした事態を考えると、同駅に下り用のエスカレーターを設置することは、必要ではないかと考えます。階段を上り下りするする際、案外、下りのときのほうが足がもつれて、転びやすいものです。高齢の方はとくにそうではないでしょうか。ぜひこの課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。また自由通路のあり方について、自転車や犬の通行などについても、質疑要望したいと思います。
~以前ですが、西武多摩川線の駅改良のあり方について、市民の方からお声をいただきましたので、以下紹介させていただきます。~
★「階段を上るより下る方が楽」なのか?・・これって、バリアフリーに反する思考ではないの?!
ゆうきさんの西武多摩川線多磨駅供用開始のブログを読み、多磨駅の下りのエスカレーターがないと知って、びっくりしました。新聞のニュースなどでは「全面バリアフリー化」と言っていたので、「うそでしょ」と思いました。どんな問題があったにせよ、下りのエスカレーターを設置しないと決めた背景は、間違いなく「階段を上るより下る方が楽」という思い込みがあると思います。若い方や足腰の丈夫な健康な方ほどそう思っていると思います。
この考え方は間違いなくバリアフリーに反しているのではないでしょうか。子供を抱いていたり、子供の手を引いて階段を降りるのはとても危険で怖いです。杖なしで歩けていてもなんとなく足腰が不安な高齢者も、階段を降りるのは怖いはずです。私も高齢の母を連れて、階段を降りるときはとても神経を使いました。目が悪い人にとっても、荷物をたくさん持っている人にとっても、上りよりも危険で怖いのが下りです。「そういう人はエレベーターを使ってください」という考えも、バリアフリーに反していますよね。
今の世の中で、なぜそういうことが起きてしまったのか、まったく腑に落ちません。しかし、もう出来上がってしまった以上、仕方ないのですよね。何事も、最初に作るよりあとから付け足す方がずっと大変なのです。私はまだ新しい多磨駅を利用していないので、実際のところはよくわかりませんが、願わくは、次にどこかの駅を改「良」するときは、誰にとっても良くなるようにしてほしいと思います。(市民の方の声より)
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