府中市予算 飼い主のいない猫に対する、保護猫団体への予算拡充を要望・・令和7年度 府中市長あて予算要望のポイント①(府中市議 ゆうきりょう)
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
来年度(令和7年度)の予算案について先月、高野市長あてに会派、自由クラブとして要望書を提出しましたが、そのなかに地域猫対策の予算も要望しています。
①「飼い主のいない猫」を守るため、保護猫団体への助成施策の拡充を要望します
~この点では府中市は令和6年度予算において、飼い主のいない猫対策として、「府中市飼い主のいない猫協力団体」に登録するボランティア団体に対し、飼養困難猫を引き取り譲渡するまでに要した経費の一部を助成します。・・補助額1万円(1匹) 予算・・205万円を計上していました。~
~私は2022年の第4回定例会一般質問で、「飼い主のいない猫」の対策についてさらなる充実を求めて質疑を行っています。「飼い主のいない猫」対策について、多数の市民のみなさんのご協力をうけ、市ではいくつかの施策を実施してきました。数年前ですが、府中市の市政世論調査においては、「飼い主のいない猫」について質問項目を起こして、市民世論の換気にも努めるなど、積極的な姿勢を示しているだけに、さらに積極的施策を求めました。
★府中市では現状、東京都の「動物の相談支援体制整備事業」の活用は検討していない(市の答弁)
★ゆうきりょう質問 ⇒ 東京都では整備事業「動物の相談支援体制整備事業」を実施しています。今年度から3年間の予定の事業ですが、ぜひ市としてもこれを活用して、さらに3年先については、市の独自施策として実施をできないかという点です。この制度では①飼い主への助言、支援に要した経費補助、②飼い主から引き取った動物や保護した飼い主のいない猫を譲渡するまでに要した経費、③新しい飼い主へ動物を譲渡するために要した経費について、都が補助する制度となっています。補助率は10分の10という内容です。東京都では従来から、「飼い主のいない猫対策緊急促進事業」も整備していますが、こうした都の諸制度も並行して、活用してはどうかと提案ですが、見解を伺います。
●府中市の答弁⇒府中市の場合、飼育が困難となった場合には動物愛護センターを、ペットなどの譲渡を希望される場合には、譲渡会を開催する市民団体を紹介し、連携を図っている。またペットなどの譲渡にかかわる市への相談は少ない状況であり、現在の相談体制でも対応できることから、当事業の活用などは検討していません。
★ゆうきりょう質問⇒将来的に「動物愛護相談支援窓口」(仮称)を市に設置し、飼い主が健康上の理由で犬や猫を飼い続けることが困難となったときなどの各種相談に応じる体制を作ることを提案しますが、検討はできないか。この相談窓口で一時保護や譲渡先確保などを支援する体制をつくることを求めたいが、市の考えを伺います。
●府中市の答弁⇒現在は新たな相談窓口の設置は考えていないが、将来的に支援体制の整備の必要性が高まった際には、先進自治体の事例などを参考に、調査研究していきます。
★ゆうきりょう質問⇒より幅の広い住民の方々からの協力をうるために、「地域猫活動協力員」制度(仮称)のようなものを創設し、住民からの協力員を幅広く募り、活動協力をえることを提案しますが、検討できないものか。協力員を増やすために、地域の自治会にも協力をえて、保護猫活動のために住民から意見を聞く集いを開催するなかで、地域猫への支援策を理解してもらうことが必要ではないか、この点提案したいのですが、市の考えを伺います。
●府中市の答弁⇒地域猫活動にかかわる理解では、地域住民や自治会に対して譲渡会、パネル展などの開催により、飼い主のいない猫への適切な対応について、周知に努めており、引き続き効果的な周知啓発を実施していく。
~この間、市内の保護猫団体、「府中猫の会」のみなさんからもお話を伺う機会があり、またあらためて市議会の一般質問においても、地域猫対策の予算拡充策について質疑をしたいと考えています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
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