15 10月

府中市 東京30区総選挙 無党派層の「風」の動向はいかに

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今日から衆議院議員選挙が公示され、この府中市は、新たに新設された選挙区、東京30区(多摩市、稲城市)として選挙戦が行われます。立候補予定者は、現職の長島昭久候補(自民党)、五十嵐えり候補(立憲民主党、新人)、早川かん候補(共産党、新人)、武田ゆういちろう候補(参政党、新人)となっています。

★東京の選挙区は無党派層の動向が特に大きい、その背景とは

昨日の朝日新聞多摩版に、内山融・東大教授(政治学)のコメントが掲載され、そのなかに「なぜ、東京では議席数が大きく振れがちなのか」との理由として、「企業が集まる東京は会社員など無党派層が多く、組織票が動かない分、風頼みになりやすい」、また自民党が非公認とした立候補予定者がいるが、同党が対抗馬を立てない方針を示していることについて、同教授は「非公認となっても保守系の支持者は離れないだろうが、無党派層がどう動くのか注目される」と話しています。

★野党候補が分裂する一方、裏金問題で自民党に対する世論の不信感がどう結果に反映されるか

この東京30区のうち、府中市は前回選挙区は東京18区で行われ、立憲民主党と共産党が候補者調整を行い、共産党が立憲候補を支持したことも左右し、立憲候補が勝利しましたが、今回はそれぞれ候補者を擁立していることから、野党票が分断され、自民党候補には有利になると思われます。

一方で、裏金問題などを背景に自民党に対する有権者の不信が拭いきれないものがあり、予測がつきません。府中市は元来、自民党、保守が強い地盤とされていましたが、昨年の市議会議員選挙で同党は8人の擁立にとどまり、草の根地盤が弱体化。また今年7月の都議会議員補選では自民党候補が勝利したものの、相当数の白票数とあわせて、無所属候補にかなりの票数が流れました。府中市も他市からの人口流入増が激しく、無党派層の動向に、大きく左右される選挙戦となりそうです。

★個人的には国民民主党の政策に共感、国民負担軽減と景気刺激策に注目

私は現在、政党に所属せず無所属でいるので、特別に支持する政党はありませんが、比較的、国民民主党の政策に共感しています。同党が掲げるスローガン「みんなの手取りを増やす」として、

①減税(基礎控除などを103万から178万に引き上げる、年少扶養控除復活、実質賃金が持続的プラスになるまで消費税を市立5%、インボイス廃止、

②社会保険料負担軽減(高齢者の負担能力に応じた窓口負担、公的保険の保険給付見直し、後期高齢者医療制度への公的投入増による拠出金減額、教育国債発行による子ども子育て支援金廃止、

③生活費引き下げ(電気代値下げのために再エネ賦課金徴収停止、安全基準を満たした原発再稼働、ガソリン代値下げのためのトリガー条項凍結解除、二重課税廃止によるガソリン減税)など、国民負担を軽減し、景気を刺激する具体策について、共感しています。

また個人的には、アベノミクス後の出口戦略をどうするのか、具体的には今後の金利政策の動向について、このまま低金利で円安による物価高をどこまで放置できるのかといった、政策についても各党の政策に注視しています。今後の選挙戦の展開について、またブログでもお知らせしていきたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

 

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