07 9月

府中市 文科省が学校不登校中の学習成果を成績に反映、法令改正を通知

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

先日のニュース報道によると、文科省は8月29日、「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について」と題した通知を全国の教育委員会などに発出。「同日に公布・施行した法令改正により、義務教育段階の不登校児童生徒が学校外で学習した成果を成績評価に反映できると規定しており、周知を求めている」とのことです。

★不登校児童生徒数が過去最高

同ニュースでは「現状不登校児童生徒数は、2年連続で20万人を超えて過去最多を更新」「一方、自宅などでの学習活動を指導要録上出席扱いされる児童生徒も増加傾向にある」そうです。この記事にもありますが、文科省はこれまでも「教育支援センターなどの公的機関やフリースクールなどの民間施設、自宅などで懸命に学習を続ける不登校児童生徒の努力を学校として積極的に評価していくことが重要」として、2019年発出の通知において、「不登校児童生徒の欠席中の学習成果に対して学習評価を適切に実施する意義」を周知してきました。

★学校からのプリント教材などを活用しても学習も出席あつかいに

記事によると、今回、法令改正の対象となるのは、「小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校前期課程、特別支援学校小学部・中学部に在籍する不登校児童生徒の成績を評価する」として、学習成果を成績に反映する取組例としては、①「1人1台端末を活用して、教育支援センター等から学校の授業にオンラインで参加」、②「学校から届いたプリントや教材等を活用して学習」、③「フリースクールに対して、定期的に不登校児童生徒の状況をまとめた報告書を学校に提出するように依頼し、学校とフリースクールが直接連絡を取れる体制を整備したうえで、フリースクールで学校の課題や定期テスト等の適切な教材に取り組んでいる」、④「民間のeラーニング教材を活用して学習を行っている不登校児童生徒について、教育支援センターの職員が保護者と連携しつつ、学習状況等を把握し、学校に情報共有する」の4つの例をあげているそうです。

これまでも文科省はフリースクールなどに通っている児童、生徒については学校への出席扱いとするよう通知していましたが、今回の法令改正においては、さらに出席あつかいできる幅を広げるよう、通知をしています。

府中市の小中学校においても、不登校児童生徒は500人を超える規模となっており、今回の法令改正をうけて、不登校中の子どもたちの学習状況の把握、情報共有などの面で、不登校の子どもたちが学校や社会との関係を保持できるよう、期待したいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

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