府中市議会 こども議会開催(令和6年7月29日)・・学校の建て替え、改築改修、修繕工事が実施される基準は何か?(ゆうきりょうへの質問)
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
昨日(7月29日)、府中市議会では府中市制70年を記念し、こども議会が開催され、市内24人の中学生が「議員」として登壇、各「議員」が一般質問をされ、答弁は24名の市議会議員が務めました。私も中学生の「議員」さんから、質疑をいただきましたので、以下、掲載いたします。
★清潔というものの大切さ・・学校の改築改修、修繕工事が実施される基準はあるのか?(中学生議員からの質問)
〇質問・・私の通学している中学校の校舎は老朽化が進み、日常的に使用するトイレや一部の教室はきれいにはなっています。しかし、体育館棟や外にあるトイレは校舎内と違い、不快なにおいを感じ、老朽化しています。5月に行われた運動会では、外のトイレを生徒が使用する機会がありましたが、その時に「トイレが古い、汚い」「トイレから異臭がする」という声がありました。
学校生活は快適に過ごすためには、まず学校設備を整え、清潔さを維持することが大切だと考えます。そこで府中市内の学生が学校生活を楽しく、快適に過ごせるような環境になることを願い、質問します。校舎の建て替え、改修工事を行うと決定される基準を教えてください。
★ゆうきりょう答弁
はじめに府中市では「多様性を認め合い 、人と文化が磨かれるまちづくり」が大切だと考えて、市内の小中学校の施設の改築、改修に取り組んでいます。
★40年以上経ている校舎が全体の約80%、市では順次建て替え計画を実施中
そこでご質問の「校舎の建て替えの基準」についてですが、府中市では公立小学校、中学校の校舎が建てられてから、40年以上たっている小中学校が16校、全体の約80%になっていて、壁の柱のひび割れ、開けにくい窓ガラス、古い和式のトイレなど、今日の学校環境としては、適さない状態になっています。
そのために府中市では、児童・生徒のみなさんたちが、安全、安心、清潔な衛生環境で学校生活を送ってもらうため、また地域に住む人々から求められている要望にも応えられる施設にもするために、建物の年数、古くなっている状況などを考えながら、小学校22校、中学校11校を順番に建て替えていく方針(府中市学校施設改築・長寿命化改修計画)を令和2年2月に定めました。
★校舎の建て替えまで待てない・・一部、トイレなどの修繕については、優先順位など考慮し、効果的に実施する方針
また「改修工事を行うと決定される基準」についてですが、大規模な校舎の建て替えを計画している各学校について、その改築工事が始まるまでの間にも、小さな改修工事についても行っています。例えばご質問にある体育館のトイレについて、「古くなっているので、きれいにしてほしい」という要望に対しては、その時々に応じた修繕工事や、清掃なども組み合わせながら、効果的に実施しています。
府中市では学校施設の改修、修繕の優先する順位の考え方について、児童・生徒の安全にかかわることを最優先として考えており、その他、教育効果や快適な環境の充実に向けた内容にかかわるものついては、予算や実施の必要性とタイミングも考えて、実施することが重要であると考えています。いずれにしましても、教育委員会では学ぶ児童、生徒のみなさんたちが、誇りをもって学べる清潔な学校環境にするために、これからも取り組んでまいります。(以上、ゆうきりょうの答弁から)
~私の答弁をうけて質問された中学生議員さんからは、「トイレ以外にも修繕してほしい箇所もあり、なるだけ校舎の建て替えを待たずに、お願いしたい」という主旨のご要望もいただきました。これは最もなことです。
清潔な教育環境だからこそ、学ぶ意欲、楽しく学校生活を送る意欲もわいてくるというものです。とくにトイレは、一番きれいであってほしい箇所です。この問題はこれまでも多数の議員さんが、一般質問などで要望されてきましたが、引き続き、重要課題であり、私も取り上げていきたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
※府中市の令和7年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで