府中市 学校の健康診断はどうなっているか・・北九州市の小学校で性的行為の疑い(朝日新聞)
府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。
★北九州市の小学校の健康診断で、医師による性的行為?複数の男女児童が被害の訴え
先日の朝日新聞に、「北九州市八幡西区の市立小学校で今月5日にあった健康診断で、複数の児童が学校医の60代の男性医師から『下腹部を触られた』などと訴えていたことがわかった。医師は、医療行為の一環で「性的な意図はない」と説明しているという」との記事がありました。
同記事によると、この健診は2年生と5年生の計90人が受け、養護教諭ら2人も同席した。医師が胸の音を聴診器で確認し、その際、下腹部にも聴診器をあてていたとのことです。記事によると、「保護者から『子どもが性器を触られたようだ』と連絡があり、7日に学校が児童にアンケートをしたところ、男女18人が『ズボンや下着の中に手を入れられた』『下腹部を触られ嫌だった』などと訴えた。うち男児2人は『性器に指があたった』と答えた」とのです。またこの記事にありますが、文部科学省は今年1月、学校の健診をめぐり「児童生徒のプライバシーと心情に配慮することが重要」とする通知を出していました。
★府中市内の健康診断はどうなっているか
以前もブログで紹介しましたが、市内の中学校に女子生徒さんを通学させている保護者の方から、お子さんの学校における健康診断の件で、お声をいただきましたので、再度紹介させていただきます。
★どうしてそこまで洋服を捲(まく)らなければいけないのか(中学生の女子生徒をもつ保護者の声)
中学生の子供がおります保護者です。娘は学校の内科健診が男性の先生で数年前からとても嫌がっています。学校医は短時間でたくさんの生徒の診察をしなければならず、洋服を捲ることや、聴診器をあてることなどに細かく気を使っていられないのかもしれません。
しかしながら、娘はどうしてそこまで洋服を捲(まく)らなければいけないのか、とても不信に感じているようです。みんな見られたくないのだから体操着1枚(薄手のTシャツタイプです)の上から聴診器をあてるなり、体操服の下から聴診器を入れてあてるとか、首元から聴診器を入れて鎖骨の下辺りにあてると言った診察ではダメなのでしょうか。また、女子生徒の健診については、どうして女医さんにしてくれないのかと言っています。
★学校医の方々には感謝しているが・・思春期の女子生徒の思いも知ってほしい
健診で傷などの虐待の発見ができるとか、効率の面からも今のような健診がされているのだと思いますし、嫌がっている娘から聞く話で不信に感じてしまうのかもしれません。お忙しい中、学校医を引き受けてくださり、学校に出向いて真剣に診察してくださっている医師の方々には本当に感謝しております。しかし、思春期で心身の成長も不安定でナイーブな中学生です。
女医さんが非常に少ないことは承知しておりますし、女医さんなら大丈夫ということもありませんが、女子の内科健診は女医さんにお願いしたいです。健康診断はスクリーニングなので、内科も診察できる婦人科の女医さんにも学校医をお願いするなど、柔軟な対応を検討くださればと思います。(保護者の方の声より)
~今回の北九州市の件を受けて、健康診断時における子どもたちへの対応は、大変デリケートな問題であり、一度、議会において府中市の学校健診の対応について、質疑をしたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
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