03 6月

府中市 生活道路30キロ規制導入方針・・警察庁が生活道路 法定速度30キロへ方針

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★千葉県八街市の通学路でのトラック事故をうけて、警察庁が方針改正へ

先日の朝日新聞で警察庁が一般道路のうち速度規制がかかっていない、中央線などがない区間について、車の最高速度(法定速度)を時速30キロと定める方針を決めたとのことです。記事によると、「一般道の法定速度60キロだけで、狭い道路でも速度規制がなければ60キロまでの走行が可能なため、30キロを導入することで、生活道路での歩行者らの安全確保を狙う」としています。

この記事にもありますが、21年6月の千葉県八街市における、飲酒運転のトラックが児童をはねて5人が死傷した事故現場は、指定速度がなく、事故後に30キロに規制されとあります。今回の規制対象は「中央線や中央分離帯、中央のポールなどがない道路で、幅5.5メートル未満の道路が主な対象」となり、「中央線などがある道路の法定速度は引き続き60キロで、規制標識があるところはこれまで通り、標識の速度が最高速度となる」としています。

★府中市内の生活道路、とくに通学路での安全対策の周知徹底を

この関連記事のなかで石田東生・筑波大名誉教授は「小学校の通学路でも時速60キロで走れる場所が多く、危険すぎる」と以前から訴え、「小学校や幼稚園、保育所の周囲などでは、道路上に凸状の段差をつくる『ハンプ』を設けるなど、ドライバーが速度を落とさないと運転がしにくくなるような対策も必要だ」と主張されています。

府中市内にもこうした「危険」道路は多数あるはずです。私の近所では、多磨町1丁目の鶴川街道は、狭い道路にもかかわらず、車の通行量も多く、危険を感じます。また人見街道も都道ではありますが、時速30キロに制限するべきではないかと思います。

府中市も10年ほど前に、危険な通学路の道路調査をしていますが、今回の警察庁の方針をうけて、とくに通学路の安全対策については、市と警察が協力連携し、安全の周知徹底を要望したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

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