30 5月

府中市熱中症対策 夏の小中学校の熱中症対策・・清瀬市の教職員らが熱中症対策で訓練

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★熱中症で倒れた児童の搬送を想定した、具体的な訓練を実施

今朝の東京新聞多摩版に、清瀬市が熱中症対策の訓練を実施したとの記事が掲載されています。今年もまた猛暑が予想されるなか、清瀬市の市立清瀬小学校では、多数の児童、生徒が熱中症になったケースを想定、教職員たちは、発症者を気温の低い場所へ移し、冷却剤を首のまわりや脇の下に当てたり、水分を補給させたりしたとのことです。

記事では「119番通報後に到着した救急隊は、『トリアージ』で、緊急度の高い患者から救急搬送する対応を実践」、参加した教諭からは「応援を呼ぶことが大切だと感じた。しっかり訓練できてよかった」、「清瀬消防署の救急係長は『小学校低学年の児童は体温の調整機能が未熟なので、注意が必要。今日の訓練を忘れずに過ごしてもらえれば』と話す」としています。

今年も猛暑が予想され、とくに熱中症アラートが発令された際、小中学校の体育の授業をはじめ、朝の朝礼時やクラブ活動中における児童、生徒の熱中症での搬送などの事態も起こり得ることが考えられます。最悪の場合は命の危険性、後遺症もありうるだけに、こうした清瀬市の取り組みは、どの小中学校でも訓練すべき課題ではないでしょうか。

府中市の小中学校においても、熱中症での緊急対応を考えているとは思いますが、現状はどのような訓練をしているのかについて、一度、予決算委員会などで質疑をしたいと思います。

★自治体からも民間スポーツクラブに対しては「注意喚起」はできるが

各自治体の教育委員会においては、「熱中症アラート」が発令された際の部活動の対応について、活動の指針を示しめすところもありますが、同時に、民間のクラブにおいてもこうした指針が必要ではないかと思われます。民間のスポーツクラブの場合、指導者、コーチの方が「熱心」なあまり、勝つために、熱中症の恐れのある状況下においても、練習を続けるコーチの方もいるそうです。こうしたクラブチームにおいて、「もしも」の事態が発生した場合には手遅れです。一方で民間クラブチームの活動に、どこまで行政が「介入」「指導」できるかという問題はあると思いますが、熱中症による犠牲者を出さないために、見過ごすことはできないと考えます。

この問題では以前、府中市長あてに提出した予算要望書のなかに、1項目ありますので、市の回答とあわせて以下の通りです。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

~行政サイドとしては、民間への指導については、及び腰のようです。しかしながら、重大事態が発生した後では遅いのではないでしょうか。このような課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。ご意見ご要望などお待ちしております。(府中市議 ゆうきりょう)

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